観葉植物は、気温だけで見れば日本よりも遥かに暑い国が原産地のものも多くあります。
そういったものは、夏場の葉焼け対策や湿度管理に気をつけてあげれば、問題なく育ちます。
今回は、そうした暑さに強い観葉植物の紹介です。
東南アジアなどの、熱帯雨林地帯が原産のポトス。
日当たりを好み、冬場であれば直射日光に当たっても大丈夫なほどです。
ポトスは土を使わない水耕栽培も可能な品種で、夏場は見るだけで涼しくなってくるなど、見た目以上に多くの楽しみ方ができます。
ただし、定期的なお水の取り換えだけは忘れないで下さいね。
おそらく姿を見れば、どこかで見た記憶があるだろうオリヅルラン。
カフェやレストランなど、インテリアとしてハンギングしているお店も少なくないでしょう。
夏場の直射日光だけは耐えられませんが、そこまで強くなければ日当たりが大好きです。
乾燥にも強いので、水やりは土の表面が乾いた時に行えばOKです。
白い花を咲かせるので、それを楽しみに育てるのもいいでしょう。
スパティフィラムは、東南アジアや熱帯アメリカに幾つかの種類が分布している品種です。
直射日光は葉焼けするかもしれないので避けた方が無難ですが、暑さにも湿度にも耐えてくれます。
寒さが苦手な反面、冬であれば直射日光がちょうどいいぐらいになるので、窓際でカーテンを上手く使って育ててあげるといいでしょう。
凛とした白い花を咲かせるので人気があります。
今回紹介したもの以外にも、モンステラやクワズイモなど、暑さに強い観葉植物はまだまだあります。
原産も見た目も違いますが、どれも暑さに屈さない力強さに溢れたものばかりです。
※トップ画像はPhoto by こゆめさん@GreenSnap