せっかく育てるのだから花をつける種類がいい、と考えている方には、ジャスミンがおすすめです。繊細な見た目とは裏腹にとても育てやすいジャスミンは花や実を結ぶこともあります。
ジャスミンと呼んでいる品種の殆どがシルクジャスミンという種類で、細かく綺麗な葉を持ち、鉢植えで育てている中でも花を咲かせ、実をつけてくれます。
病気にも強く、生育がゆるやかなので、初心者にも育てやすい植物です。シルクのように葉がつやつやとしていることからこの名がつきました。
香りも良く、甘い香りに癒されます。
花びらや葉が小さく、細かくつくので、繊細で育てるのが難しそうと思う方も多いですが、実はそこまで難しくないのがポイントです。
基本的に温かい環境で育つので、寒さには弱いですが、明るい日差しさえあれば肥料が少なくても、水やりが少なくてもすぐ枯れてしまうということはないです。
11月頃から休眠期に入るので、この時は生育が鈍ってしまいます。水をやる際は、土の表面が乾いているのを確認してからにしましょう。
室内で育てる場合、冬場は暖房が効いていますので、乾燥しやすいのも忘れてはいけません。葉の乾燥もNGなので、直接風が足らない場所に置いて、霧吹きをすると尚良いです。
観葉植物のジャスミンについて紹介しました。非常に育てやすい品種ですが、冬場の暖房対策と乾燥対策はしっかり行うようにしましょう。
春になればまた同じサイクルで育てることができるので、1年めの冬を上手に越せるかがポイントになってきます。
※トップ画像はPhoto by luireさん@GreenSnap