
若手の伝統工芸職人の入賞作が並ぶ展示販売コーナー=2月11日、福井県福井市の県立美術館【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
福井県丹南地域の若手職人の優れた工芸品を表彰する「第2回越前ものづくりの里クラフトコンテスト」入賞者の作品が、福井市の県立美術館に展示されている。感性とアイデアが光る4作家・団体の逸品が並び、一部は購入もできる。2月24日まで。
コンテストは、越前漆器や越前和紙、越前焼など各伝統工芸産地の組合や県、市町でつくる運営委員会が主催。40歳未満か就業10年以内の職人の応募作から入賞4点を選び、美術館ミュージアムショップの特設コーナーに展示している。
最優秀賞に輝いた越前焼作家の菓子器「ボンボニエール」は、繊細な植物文様がアンティークな風合いを醸し出す。このほか、飲み口を薄く削った漆器のカップや、和紙などの端材を生かしたしおり、手乗りサイズの和紙人形といった入賞作が並ぶ。入賞者の普段の作品と合わせ、一部は販売も行っている。
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