
施雅鳳さん(左)が制作したファインアートの芸術写真を集めた個展【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
富山県上市町在住のイタリア人写真家、施雅鳳(セガトリ)・シルヴィオさん(63)による個展「イタリア人写真家の瞳を通して伝える魅惑の世界」が8日、同町のつるぎふれあい館で始まり、撮影からプリントまでを手がける独自の芸術作品約20点が並ぶ。20日まで。北日本新聞後援。
施雅鳳さんは、イタリア映画研修センターで写真を学び、陸軍の砲兵写真家として兵役に就いた。結婚を機に上市町に移住。長年プロの写真家として活動した後、個展を開くようになった。
2023年には高岡市の国宝勝興寺で個展を開き、上市町での開催は今回が初めてとなる。
施雅鳳さんの作品はファインアートと呼ばれる芸術写真。今回のテーマは雨晴と立山で、日没後のわずか10分ほどの時間「ブルーアワー」の光景を捉えた作品などがそろう。「葵色の空」と題した作品は絵画のような色彩を楽しめる。
4月には朝日町の舟川べりのサクラと立山連峰をテーマに同会場で個展を開く。
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