
ろうそくの光が会場を照らした「結の灯り 魚沼雪洞まつり」点灯式=2月1日、魚沼市干溝【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
新潟県魚沼市の雪景色と温かなろうそくの光を楽しむ「結(ゆい)の灯(あか)り 魚沼雪洞(ゆきんどう)まつり」が2月1日、開幕した。幕開けとなる点灯式が魚沼市干溝の市響きの森文化会館で行われ、ろうそく約600本の揺らめく光が来場者を温かく包んだ。
まつりは、2004年に発生した中越地震からの復興を願って、地域住民らでつくる実行委員会が毎年開いている。点灯式を皮切りに3月9日までの週末を中心に、市内の小学校やスキー場など計18カ所でイベントを展開する。
会場には「結」の文字を刻んだ高さ2メートルほどの雪像が用意された。文字の中にはろうそくが並べられ、文字を浮かび上がらせた。点灯式が午後6時に始まると、来場者は紙コップに入ったろうそくを雪像の近くに飾り、幻想的な空間を演出した。
堀之内小学校3年の児童(9)は「初めて見て、温かい光がとてもきれいだと思った。地震が起こらない1年になってほしい」と話した。
問い合わせは市響きの森文化会館、025(792)8811。
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