
年長児144人が絵付けした茶わんの展示会=2月5日、福井県越前町の越前陶芸村文化交流会館【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
福井県越前町内の12保育施設の年長児144人が絵付けした越前焼の茶わんの展示会「こどもまいちゃわん」が、同町の越前陶芸村文化交流会館で開かれている。器の表面を思い思いのイラストや言葉で彩った144点を披露している。2月24日まで。
子どもたちに越前焼をより身近に感じてもらおうと、同会館と町が毎年企画している。
絵付けは、こども園など各保育施設で昨年12月から1月にかけて行われた。園児は赤や黒など4色の陶芸用クレヨンを使い、人気アニメのキャラクターを描いたり、「ままだいすき」などのメッセージを入れたりした。
会場には、茶わんとともに絵付けした園児の写真パネルも並んでいる。同会館の副館長は「子どもたちの思いがこもった作品を見て温かい気持ちになってほしい」と話している。
作品と写真パネルは会期後、卒園の記念品として園児に贈られる。
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