
ホタルイカの全身発光をモチーフにしたルアー(手前と奥)【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
ほたるいかミュージアム(滑川市中川原)は25日から、ホタルイカをかたどった釣り用ルアー(疑似餌)の同館限定色を販売する。釣り具メーカーとコラボレーションした商品で、毎年完売する人気ぶりとなっている。コラボ第3弾の今回は新色として、ホタルイカの特徴である青白い全身発光を模した黒色を作り、愛好家たちの釣果アップに貢献する考えだ。
ルアー製造などを手がけるアグア(東京)が、同館や富山湾の海岸沿いでホタルイカの動き方を研究して開発した商品の限定色となっている。2022年以降、同館のキャラクター「ナピカ」をイメージしたブルーとピンクゴールドの2種類を順次販売。毎年、数時間から数日で売り切れている。
今回はこれまでの2色に加え、ホタルイカの青白い全身発光をモチーフに黒色を基調とした商品を登場させる。黒色のデザインはルアーでは珍しく、全体に青色のラメを散らし、魚が認識しやすいよう半身を透明にした。オールシーズンで使え、特にホタルイカの旬である3〜6月の使用がお勧めという。海中で光って浮かび上がり、ホタルイカを狙うクロダイなどが釣れる。
ルアーは各100個用意した。スタッフの高野江利子さんは「スタッフらでアイデアを出し合った。ぜひ大物を釣り上げてほしい」と話している。
25日午前9時から同館で販売する。価格は1個2130円で、1人当たり1種類1個ずつ計3個まで購入できる。購入時の注意点などを同館ホームページやSNSで案内している。
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