
どぶろくの寒仕込みに取り組む田中さん=中能登町二宮【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
農家がどぶろくを造ることができる「どぶろく特区」の中能登町で、新酒の寒仕込みが最盛期を迎えた。「大寒(だいかん)」の20日は、同町二宮の農家田中良夫さん(73)が自宅の醸造所で、たるに入ったどぶろくをかき混ぜ、発酵を促した。
田中さんによると、寒水で仕込むことで発酵が緩やかになり、まろやかな味わいに仕上がるという。今年も昨年並みの200リットルを仕込む予定で、2月中に道の駅「織姫の里なかのと」で販売する。田中さんは「ぜひ味わってほしい」と話した。
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