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魚津で蜃気楼今年第1号 1992年の観測開始以降1月は2回目

  • 2025年1月20日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

稜線の一部(左端)が上方向に反転して見える上位蜃気楼=19日午前7時半ごろ、魚津市内(魚津埋没林博物館提供)【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 魚津埋没林博物館は19日、魚津市内の海岸で今年初めての上位(春型)蜃気楼(しんきろう)を観測した。富山、射水市方面の山並みにわずかな変化が見られた。冬場の出現は珍しく、1992年4月の観測開始以降、1月に記録されたのは2回目。

 午前7時ごろから約1時間、山並みに伸びや反転が起きた。北陸電力富山新港火力発電所(射水市)の後方に見える稲葉山(小矢部市)の付近では、稜線(りょうせん)の一部が上方向に反転した。5段階(A〜E)で示す状態は、5番目のEランクだった。

 同館によると、放射冷却現象や地上付近の風が弱かった影響などで下層の気温が低くなりやすかったため、風景が上位に変化する「上暖下冷」の空気層が生まれたという。

 1月に上位蜃気楼が観測されたのは、2023年以来2シーズンぶり。出現記録の年間最多は18年の42回で、24年は2〜9月に32回だった。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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