
醸造タンク内のもろみをかき混ぜる蔵人=高澤酒造場【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
県内の酒造会社で、新酒の仕込みが進んでいる。日本酒「有磯曙」を製造する氷見市北大町の高澤酒造場では13日も、ずらりと並んだタンクに入ったもろみを蔵人が丁寧にかき混ぜた。
同酒造場は昨年、元日の能登半島地震で米蔵と酒貯蔵庫が全壊する被害を受けたが、応急処置を施して酒造りを再開した。高澤龍一社長(48)は「今年は作業が遅れることなく、無事に酒造りができている日々がありがたい。まろやかでフレッシュな味わいに仕上がっている」と話した。
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