自分たちで考案した白ネギバーガーを囲む生徒=桜井高校【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
黒部市の桜井高校の生徒が、市の特産品・白ネギを使ったバーガーを考案した。本年度中に、同市の道の駅KOKOくろべで販売する。7日は同校でメニュー選びに向けた審査会があり、関係者が味を確かめた。
黒部市や、道の駅内で弁当や加工品を販売する会社「黒部はるか」(小谷武嗣社長)などが、白ネギの魅力を広めようとバーガーの販売を企画。桜井高校にメニュー開発を依頼し、生活環境科食物コースの3年生8人が7月から試作に取り組んだ。生徒や小谷社長から意見を聞き、改良を重ねた。
完成したバーガーは、ネギの肉巻きフライやネギ入りハンバーグ、磯辺揚げなどを挟んだ4種類。白ネギをたっぷりと使い、1個につき1本使用したメニューもある。
審査会では生徒がバーガーの作り方や特徴を説明した。関係者が食べて、味や見た目、ネギのアピールの強さなどの観点で点数を付けた。小谷社長は「どれも工夫されていておいしい」と講評した。
今後、関係者が点数を踏まえて販売するバーガーを決める。販売時には生徒も店頭に立つ予定。沓掛晴和(せいわ)さんは「みんなで作ってきたバーガーが大人にも評価されてうれしい。販売がだんだんと現実的になってきて、楽しみ」と話した。
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