17日の演奏に向けて修復された桶胴太鼓=白山市の白山比咩神社【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
白山比咩神社(白山市)の「中秋の祈り〜月の神さまに感謝〜」(北國新聞社後援)は十五夜の17日、同神社で行われる。15日は境内で演奏が披露される太鼓が届くなど月見を楽しむ催しの準備が進められた。
太鼓は白山麓に伝わる農耕行事「虫送り」の際に使われる1879(明治12)年製作の桶胴(おけどう)太鼓。神社がある三宮町の太鼓で、催しに向けて破れた皮を張り替えるなど修復した。
当日は地下朱美さんと浅野響葉(おとは)さんが桶胴太鼓で演奏を披露し、和太鼓サスケも勇壮なばちさばきを見せる。神職や舞女(まいひめ)が神楽を奉納し、抹茶や月見団子を振る舞う「観月茶会」を予定する。
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