トーイングチューブを楽しむ海水浴客を見守る林組合長(右)【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
富山市の八重津浜海水浴場で多彩なマリンスポーツが楽しめ、若者らの人気を集めている。夏休みシーズンの浜辺を盛り上げたいと、八重津浜海水浴場組合が企画。林真一組合長は「魅力ある海水浴場にして、より多くの人に訪れてもらいたい」と話す。
水上バイクで引っ張る浮きに座って乗る「トーイングチューブ」と立って乗る「ウェイクボード」は疾走感が魅力。林組合長が操作する水上バイクの後部に乗る海上遊覧もある。
8月末までの土日曜と、お盆期間(12〜15日)に楽しめる。来場者数によっては期間外でも受け付けるという。いずれも有料。
今年から砂浜にビーチバレー用のコートを整備し、無料で貸し出すサービスも開始した。きっかけは海水浴場に群生し、初夏に見頃となるハマヒルガオだった。八重津浜海水浴場組合のメンバーや地元のボランティアらが今年春、清掃や除草に取り組んだ。「せっかくきれいにしたのだから、砂浜を使った遊びも取り入れたい」と始めた。子どもたちの利用があるという。
林組合長は「海水浴客は減少傾向にある。『八重津浜に来れば何でも楽しめる』と思ってもらえるような砂浜にしたい」と語った。
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