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クッキーで星空保護区PR 大野青年会議所×市菓子組合

  • 2024年7月25日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

土産物の星形のクッキー「星のユートピア」をアピールする関係者=23日夜、大野市の結とぴあ【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 福井県大野が誇る「星空保護区」を土産物でPRしたい−。大野青年会議所と大野市菓子組合が連携し、星形に12星座の文様をデザインしたクッキー「星のユートピア」を開発した。県内トップクラスの生産量を誇る大野市産の六条大麦を使用。販売する市内5店舗の菓子店がそれぞれ異なる味付けを施し、7月24日から販売を始めた。関係者は「クッキーを通じて大野の魅力を発信したい」と意気込む。

 大野市の南六呂師区は昨年8月、米NPO団体ダークスカイ・インターナショナルが提唱する星空保護区の認定を受けた。「星空の世界遺産」と呼ばれる保護区認定を、より多くの人に知ってもらおうと同会議所は1月、新たな土産物の開発に着手。同組合の協力を得て、試作を繰り返した。

 クッキーは「大阪屋菓子店」「お菓子のひろせ」「亀寿堂」「手作り菓子陽明堂」「毎川金花堂」の5店舗で販売。大野市産の六条大麦を使用し、星形に12星座の文様を施すことを統一規格とした。文様部分の味付けはジャムやチョコなど店舗によって異なる。

 パッケージは全体に星空をイメージ。箱裏面には本県唯一の日本百名山「荒島岳」や名水百選のお清水など、大野の魅力を紹介する文章を載せたほか、星空保護区を説明するカードも入れた。

 いずれも12個入りで価格は1620〜1800円(税込み)。今後、大野市の道の駅「越前おおの荒島の郷」などでの販売も予定している。

 23日夜に、同市の結とぴあで商品発表会があった。大野青年会議所の理事長は「大野市に訪れないと買えない魅力のつまった商品となった」とあいさつし、大野市菓子組合の組合長は「大野を代表する土産物になれば」と期待した。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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