2023年の長岡まつり大花火大会の様子=23年8月3日、長岡市【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
新潟県長岡市で8月2、3日に開催される長岡まつり大花火大会の有料観覧席チケットで、例年2〜3割程度発生する長岡市民先行販売分のキャンセルが、2024年は1割程度にとどまったことが分かった。キャンセルの減少で、一般販売分は例年より少なくなり、抽選倍率も高まったとみられる。
一般販売は、先行販売で売れ残った席と、キャンセルされた席を対象としており、既に終了している。運営する長岡花火財団は転売対策を理由に、抽選倍率を公表していない。
財団によると、席数は各日約17万席。市民先行販売の申し込みは10万7509席で、2023年の6万323席から1・78倍に増えた。右岸、左岸の升席やベンチ席などの申し込みが席数を超え、抽選となった。
市民先行分のキャンセルが少なかったことについて、財団は「新型コロナウイルス禍開けの週末開催で、地元を離れた人が久々に顔を合わせる機会にしたいと考えたのではないか」と推察する。
販売済みで都合がつかずに行けなくなったチケットは、7月8〜24日に再販売する予定。チケットセンターのホームページで随時公開する。
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