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山あいの古民家一新、地域を元気にする一棟貸し宿に・阿賀町 近隣の温泉施設と連携、交流人口拡大に期待

  • 2023年12月11日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

古民家を改修した一棟貸しの宿泊施設「奥阿賀七名庵らくら」=阿賀町七名乙【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 空き家となっていた古民家を改修した一棟貸しの宿泊施設「奥阿賀七名(ななめ)庵らくら」が新潟県阿賀町七名乙に完成し、12月4日から宿泊を受け入れ始めた。人口減少や高齢化が著しい阿賀町で、関係者は近隣の温泉施設との連携による交流人口の増加に期待を寄せている。

 改修したのは山間部の県道沿いにある築100年以上の古民家。空き家の利活用に取り組む「阿賀まちづくり株式会社」が企画した。「らくら」の名称は、黒を基調とした蔵のイメージと、楽に過ごせること、黒倉集落にあることから名付けた。

 2階建てで建物面積は135平方メートル。リビングと、洋室1室を含む4部屋がある。リビングからは、田んぼや山並みが望める。

 床や壁は張り替えたが、梁(はり)や引き戸、階段など一部は残しており、新しい中にも古民家らしい重厚さも感じる造りになっている。国の事業再構築補助金を利用し、約2500万円をかけて改修した。

 日常生活に必要なキッチン用品や洗濯機などを備えたほか、無料Wi−Fiが使え、プロジェクターでネット動画の視聴も可能。歩いて5分ほどの距離に日帰り温泉施設「七福荘」があり、出向いて地元の素材を使った料理を味わうこともできる。

 清掃や管理業務は、七福荘を運営するNPO法人「七福の恵(さと)」に委託。地域の高齢者の仕事づくりにもつなげる。

 まちづくり株式会社の代表取締役、髙橋眞也さん(39)は「まちづくりの一環として、地域の人たちの仕事もつくれる。人が来れば来るほど地域にお金が落ちるという、地域に役立つ一棟貸しの旅館」と力を込める。今後、同様の宿泊施設を増やしたい意向だ。

 七福の恵の石川久作理事長(70)は、らくらを見て「こんなにも変わるのかと驚いた」と明かす。「交流人口を増やし、元気を出していこうと思いやってきた。これを契機に新しい交流人口が増えるよう期待している」と話した。

 12人まで宿泊可能。料金は合計5万円を目安として、人数に応じて変動する。予約サイトを通じ予約する。問い合わせは阿賀まちづくり株式会社、070(8987)3747。
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