
麦屋節の笠踊りを勇壮に披露する越中五箇山麦屋節保存会のメンバー=平若者センター春光荘【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
五箇山麦屋まつりが23日、富山県南砺市下梨の平若者センター春光荘で開かれ、郷土民謡の哀愁を帯びた音色が秋の山里を包んだ。
舞台共演では南砺平高校郷土芸能部と小谷麦屋節保存会、越中五箇山民謡保存会、越中五箇山こきりこ唄保存会が、勇壮な武者絵が描かれたステージへ順に上がり、「こきりこ」や「といちんさ」など五箇山を代表する民謡を披露した。
最後に下梨発祥の麦屋節を継承する越中五箇山麦屋節保存会が登場。伝統の笠(かさ)踊りをはじめ「早麦屋」や「小代神」などを演じた。観客も交えた麦屋節の総踊りで締めくくった。
地元の下梨地主神社では秋季祭礼が行われ、獅子舞を披露した。北日本新聞社共催。
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