
ポスターを手に「ふちゅう曲水の宴」をPRする実行委メンバー【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
4月9日に富山市婦中町古里地区で開かれる「第35回ふちゅう曲水(きょくすい)の宴(えん)」(北日本新聞社共催)のポスターが完成した。4年ぶりに短歌朗詠など主要な催しを行う婦中の名物イベントをPRする。
曲水の宴は地域住民でつくる実行委員会が1989年から開催。婦中ふるさと自然公園の曲がりくねった水路沿いに平安貴族の衣装を着た歌人が並び、短歌をしたため朗詠する。富山藩主が花見に訪れる様子を再現した入山行列などもある。新型コロナの影響で主要な催しが昨年まで3年連続で中止され、短歌の募集と表彰式のみ行っていた。
ポスターは平安衣装姿の女児が水路を流れる杯を竹の棒で誘導する、過去のイベントの写真をメインに採用。会場周辺の魅力である桜もプリントした。山田政夫実行委員長は「令和によみがえる平安時代のみやびやかな風情を味わってほしい」とアピールしている。
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