
クマザサを湯釜の湯に浸す能門禰宜=輪島市河井町の重蔵神社【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
輪島市河井町の重蔵神社で24日夜、年中行事の始まりとなる「鎮火祭」が営まれ、氏子総代と輪島消防署員が湯釜神事で防火や無病息災を願った。
能門(のと)亜由子禰宜(ねぎ)が湯釜の湯に浸したクマザサの葉を参列者に向けて振り、おはらいした。河井町では明治末期に同神社や民家が焼失した大火が起きていることから、特別な祭りとされている。「鎮花祭」ともされ、花を心に例えて病気やけがをしないよう心を静める意味合いもある。
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