
新潟県上越市の高田城址(じょうし)公園の夏の風物詩「観蓮(れん)会」が7月16日、開幕する。園内では既に紅白のハスの花が咲き始めており、見頃は7月下旬〜8月中旬になりそうだ。
観蓮会は今年で43回目。市や上越観光コンベンション協会などでつくる実行委員会が主催する。地元の高田本町商店街と連携し、花見やランチを楽しむツアーなども企画する。会期は8月21日まで。
今年は6月20日に、北堀で最初のハスの開花が確認された。27日も午前中を中心に紅白の花が咲き、散策したり、記念撮影したりする人の姿が見られた。
開花を知り神奈川県綾瀬市から撮影に訪れた会社員男性(57)は、「ここはハスとお堀の風景がとてもきれいだ」と、笑顔でカメラを構えた。
昨年の期間中の入り込み客数は5万7千人。実行委員長を務める高田ターミナルホテル(仲町4)の田中正人社長は、「ハスの生育状況は良好だ。きれいな花を咲かせるハスの姿をぜひ見に来てほしい」と話している。
問い合わせは、高田城址公園観蓮会実行委員会事務局、025(543)2777。
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