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創業100年「北極星」2代目、感謝の元祖オムライス 石川県の父の故郷で10日提供

  • 2022年4月10日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

 石川県宝達志水町出身の料理人北橋茂男さんが考案した「元祖オムライス」が10日、北橋さんにゆかりがある同町敷浪の「やわらぎの郷(さと)」で提供される。長男で大阪の洋食店「北極星」を引き継いだ茂登志さん(86)が創業100年の恩返しとして企画した。同店と縁がある飲食店の調理場で自ら腕を振るい、父の思いやりの心から生まれたオムライスで町を盛り上げる。

 10日は町内産の米や卵を使い、茂登志さんと料理人2人が敷浪の「志お食堂」で北極星のオムライスを200食調理し、やわらぎの郷に運ぶ。北極星によると、町内で北極星のオムライスを提供するのは初めてで、茂登志さんが本格的に調理するのは約20年ぶりという。

 志お食堂は1971(昭和46)年4月、本西浩一社長(52)の父清太郎さんが創業。清太郎さんは、大阪の北極星で修業した叔父の飲食店で働いて独立した経緯があり、北極星の「孫弟子」にあたる。10日に手伝う浩一さんは「オムライスのまちを盛り上げたい」と話した。

 オムライスは、茂男さんが1922(大正11)年に開業した「パンヤの食堂」で誕生した。3年後に胃が弱くオムレツと米飯を食べる常連客に、薄焼き卵で包んだケチャップライスを出したのがオムライスの始まりとされる。茂登志さんは「オムライスは優しさとおいしさを包んだ料理。多くの人に食べてほしい」と語った。

  ●桜の名所復活へ植樹

 茂男さんが開設した「やわらぎの郷」では9日、北極星の創業100年に合わせ、町や地域住民が桜の苗木52本を植えた。

 桜の植樹プロジェクトを展開する伊藤園(東京)が10本を寄贈し、敷浪区の住民有志が42本を用意。茂登志さんや寳達典久町長、伊藤園の篠崎繁北陸地区営業部長、金子博昭敷浪区長が植樹した。同社は来年以降も苗木を植樹する。伊藤園の篠崎北陸地区営業部長、小林哲也販売促進部長、山口崇金沢支店長は北國新聞社を訪れた。
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