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奥能登芸術祭 珠洲の旧駅舎アートに再生

  • 2021年9月1日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

 珠洲市全域を会場に4日開幕する奥能登国際芸術祭2020+(北國新聞社特別協力)に参加する芸術家大岩オスカール氏(ブラジル出身)が手掛けた作品の地元住民向けお披露目会が31日、同市正院町正院ののと鉄道旧正院駅で開かれた。住民は、アートに再生された懐かしの駅舎との再会を楽しみ、かつて多くの人が往来したホームに立って旧駅が憩いの場となるよう願った。

 作品は、かつて焼酎造りに使われた大型タンクを植木鉢に見立て、モミジやヤマボウシなど、秋には紅葉が楽しめる木を8本植えてある。お披露目には大岩氏が立ち合い、「使われなくなったもの同士を組み合わせたいと考えた」などと、制作意図を説明した。

 8月初旬に作業に入り、ホームの待合所にペンキを塗ってきれいにし、約1週間で仕上げた。ホーム沿いには駅が現役だった頃に植えられた桜並木があり、春には花見が楽しめる。芸術祭後も常設展示される方向で、大岩氏は「人が集まるたまり場のように使ってもらえればいい」と語った。

 タンクを提供した日本醗酵化成の藤野裕之社長(74)は「芸術をどう感じるかは感性の問題。うまく使っていただいて良かった」と話した。

 芸術祭は4日〜10月24日、珠洲市全域を舞台に53組の芸術家の作品を展示する。新型コロナの影響で9月12日までは、屋外作品などに限定して公開し、屋内展示の25会場は公開を休止する。毎週木曜日を休館日とする。作品鑑賞にはまず、検温スポットに立ち寄り、QRコード付きリストバンドを装着する必要がある。

 〈イラストマップ2万部配置〉

 奥能登国際芸術祭2020+の開幕を控え、珠洲市は31日までに、市内の観光名所や宿泊施設などを網羅した「珠洲イラストマップ」を新たに製作した。手のひらサイズの地図で、2万部を市内観光案内所などに配置した。

 人工衛星の太陽光パネルにも採用されている「ミウラ折り」で折り畳んであり、軽い力で開くことができる。芸術祭の常設作品の一部をはじめ、宿泊施設、駐車場や公衆トイレなどの情報を盛り込んだ。市は「イラストマップを手に珠洲を楽しんでほしい」(観光交流課)と、多くの観光客に手に取ってもらえるよう期待した。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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