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養浩館、米誌の日本庭園ランキングで8位 福井市の国の名勝、眺め絶賛

  • 2021年1月22日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

 福井県福井市の国の名勝養浩館庭園が、米国の日本庭園専門誌による2020年ランキングで8位に選ばれた。前年より一つ順位を下げたものの、14年連続で10位内に入った。同誌編集部は「数寄屋造りの建物が素晴らしく、池に面した部屋からの眺めはリゾートに入り込んだかのように印象的」と絶賛している。

 ランキングは「しおさいプロジェクト」として、米専門誌「数寄屋リビングマガジン(ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング)」が毎年行っている。国内外の造園研究家らが、国内の旅館や旧別荘を含め約千カ所を対象に、庭の規模や知名度ではなく、美しさや建物との調和などを評価している。

 養浩館庭園について編集部の担当者は「往時の姿を妥協せず再現した数寄屋建築を惜しまず市民に開放しており、訪れた人が縁側でのんびりできる稀有(けう)な公共の場」と評価。「池に面した部屋に入ると、見えるのは光にきらめく一面の美しい青緑色の水。畳に座ると、池を泳ぎ回るコイをいつまでも眺めていたくなる」としている。

 市は23年の開園30周年に向け建物の屋根ふき替え工事を行っており、建物を3月中旬までと、今秋から来春まで立ち入り禁止とし、庭園のみ無料開園している。専属庭師の森口朝行さん(46)は「北陸新幹線県内開業に向け魅力をさらに発信するとともに、庭のコンディションを保って来園者の満足度を高めていきたい」と話している。

 2020年ランキングの1位は足立美術館(島根県安来市)、2位は桂離宮(京都市)、3位は皆美館(松江市)。6位までは前年と変わらなかった。

 養浩館庭園 江戸初期から中期にかけて造られた福井藩主の別邸。1945年の福井空襲で建物は焼失したが、庭園の池や築山、石組みは失われず、82年に国の名勝に指定された。福井市が庭園を修復して数寄屋造りの建物を復元し、93年から公開している。宝永3丁目。
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