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古代の巨大クジラ、HPで紹介福井県立恐竜博物館が展示更新

  • 2020年6月1日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

 この夏オープンから開館20周年を迎える福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)は、記念事業の一環として3月に巨大な古代のクジラの全身骨格など常設展示を一部新しくした。新型コロナウイルスの影響で休館が続く中、一足早くホームページなどで紹介している。ファンへの実物のお披露目はこれからで、竹内利寿館長は「恐竜たちもスタッフも皆さんの歓声が元気の源です。どうぞ楽しみに待っていてください」と話す。

 新しい展示の目玉はバシロサウルスの全身骨格(複製)で、2階の「生命の歴史」ゾーンにお目見えした。名前は「トカゲの王」という意味だが、実は約4千万年前〜約3800万年前に生息したクジラの仲間。発見当初、爬虫(はちゅう)類と考えられていたため、ちぐはぐな名前になったというエピソードがある。

 特徴はその大きさ。全長18メートルと「古代のほかのクジラは5メートルから6メートルなのに飛び抜けている」と同館研究・展示課長で海洋ほ乳類が専門の一島啓人さん。小さく退化してはいるものの、現代のクジラと違い後ろ足があるのも特徴という。

 1階「恐竜の世界」ゾーンにある日本とアジアの恐竜コーナーには、白亜紀(約1億4千万年前〜約6600万年前)中頃に生息したヨロイ竜、ジンユンペルタの全身骨格(複製)が登場した。博物館などが中国・浙江省で2013年に実施した発掘調査で見つかった新種で、あごの下にもよろい状の骨がある。頭部の下に鏡を置いて見やすいように展示している。

 「恐竜の世界」には、竜脚類のブラキオサウルスの頭骨(複製)も新たに並べた。別に全身骨格は展示しているものの、頭部は地上から約10メートルと高い位置にあり、頭頂部の出っ張りなどの特徴をより見やすいようにした。

 これら新しい展示は、恐竜博物館がホームページなどで公開している動画「どこでも恐竜博物館」の第2弾で紹介している。動画は博物館や化石発掘現場の空撮映像が楽しめる第4弾まで配信している。

【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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