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珠洲に移住 イタリアン農家民宿を開業

  • 2019年10月4日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

 珠洲市若山町大坊で3日までに、移住者が経営するイタリア料理提供の農家民宿がオープンした。オーナーを務める三ッ井基記(もとき)さん(56)は珠洲の豊かな里山里海にほれ込み、今年春に長野県諏訪市から妻と移った。珠洲でイタリア料理の店は珍しく、地元の山海の幸を使った創作懐石料理を提供するほか、農産物の収穫体験も企画して珠洲の新たな集客拠点にしたいと意気込んでいる。
 珠洲で「農村宿 大坊(だいぼう)」を開業した三ッ井さんはイタリア料理一筋40年。出身地の横浜市や都内のホテル、レストランで腕を磨き、2001年に諏訪市内でイタリア料理店を開業した。ただ、近年は周辺で宅地開発が進み、望んでいた里山の原風景が残る場所での店舗運営が難しくなったことから、新天地を求めることにした。
 数年かけて全国の里山里海を巡って適地を探す中で、豊かな食文化が息づく珠洲に行き着いた。中でも丘陵地帯に囲まれた田畑や能登瓦の家屋が残る若山地区の風景を気に入り、今年春に築約100年の古民家を購入。農家民宿の営業許可を取って9月23日から営業を始めた。
 客室は1部屋のみで4人まで宿泊でき、奥能登の旬の素材にこだわった創作イタリアン懐石を提供する。飲食のみも可能で、最大10人までの予約制でランチとディナーを用意している。料理を珠洲焼や輪島塗で一品ずつ提供するスタイルが好評で、諏訪市にあった店舗の常連客に加え、地元客からの予約が徐々に増えているという。
 今月8、9日には能登町の農家民宿群「春蘭(しゅんらん)の里」と連携して神奈川県の高校の修学旅行生を受け入れる。三ッ井さんは「地元の住民と協力しながら、活性化に少しでも貢献できればうれしい」と話した。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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