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金沢の記念館 鏡花の作品を英語で解説

  • 2019年9月18日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

 金沢市の泉鏡花記念館は10月から、館内で鏡花の生涯や展示物を解説する英語の音声ガイドの運用を始める。金沢を訪れる外国人観光客の増加に伴い、海外からの来館者が増えているため。解説文は鏡花原作の英語版絵本「化鳥(けちょう)」の翻訳を手掛けたピーター・バナードさん(30)=東京=が作製した。バナードさんは「鏡花作品は知れば知るほど奥深さが分かる。ガイドで外国人ファンを広げたい」と話している。
 記念館はこれまで英語、フランス語、中国語などのリーフレットを用意して、来館する外国人に対応してきた。ただ、展示物に関する細かい説明は日本語表記のみのため、入館時に確認するとそのまま帰る人もいたという。
 同館によると、外国人の来館者数は2016年度が269人、17年度286人、18年度は391人と増加傾向にある。こうした状況を受け、外国人向けの音声ガイドの導入を決め、今年4月から準備を進めていた。
 バナードさんは米・マサチューセッツ州生まれ。ハーバード大院を経て、現在は関東の大学で非常勤講師をしている。金沢泉鏡花フェスティバル2017(北國新聞社特別協力)の記念事業で「化鳥」の翻訳を手掛けた。金沢学院大学長でもある秋山稔館長が書いた原稿を英語訳し、音声の吹き込みも担当した。
 音声ガイドは来館者がイヤホンを付けて館内を回る形で、展示物の内容などを紹介する。バナードさんは、鏡花の生い立ちや代表作を、文化背景の異なる外国人に分かりやすく説明するために、意訳などを付け加えたという。
 バナードさんは「多くの外国人に鏡花の魅力が伝わればうれしい」と笑顔を見せた。
 記念館では日本語の音声ガイドも準備した。音声は秋山館長が担当し、15日から利用できるようになっている。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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