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相倉に冬の足音 伝統の雪囲い手編み

  • 2018年11月9日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

 五箇山に冬の足音−。ススキを素材に用いた昔ながらの雪囲い「オオダレ」を編む作業が8日、紅葉シーズン終盤の南砺市平地域の世界文化遺産・相倉合掌造り集落で始まった。

 オオダレは標準サイズ約2メートル四方。合掌造り家屋の1階部分を覆うのに使われてきたが、いったん途絶え、同集落保存財団が約10年前に再開させた。集落の雰囲気とマッチする上、トタンの雪囲いよりも保温効果が高いという。

 製作に当たっているのは、古老から技を受け継ぐ石井恵美子さん(77)=同市見座(平)=と中田恭子さん(75)=同市来栖(平)。乾燥したススキを重ね、木製の重しを付けたわら縄で束ねながら、編み上げている。作業は12月末まで行われ、約20枚を仕上げる。

 「オオダレ」は希少価値が高く、平野部の一般家庭から注文が舞い込むほか、福井県大野市の国重要文化財「旧橋本家住宅」の屋根改修にも用いられている。

【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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