肉の自然解凍、ムラなくスピーディに。ギザギザが秘密のプレート

  • 2025年4月24日
  • Gizmodo Japan

肉の自然解凍、ムラなくスピーディに。ギザギザが秘密のプレート
Photo: oh!ga

外食もだんだん値段があがっているのを痛感している今日このごろ。自然と食材を買い込んで自炊する機会が増えているんですが、料理をする際にちょっと気になるのが肉の解凍なんですよね。

ちまたのレシピも大体は解凍された肉を基準に書かれていて、自然解凍から始めると時間がかかります。仕方なく電子レンジを使うも火が通り過ぎたりとあんまり良い結果を得られなくて。

そんな中、燕三条からいいアイテムを見つけました。

解凍時間の短縮に特化したプレート

燕三条キッチン研究所からでている「解凍プレート」(税込4,400円)です。シンプルな名前の通り肉の解凍に特化しているプレート。アルミ合金の板1枚とアクリルの蓋兼土台で構成されていて、鉄板の上に肉を置くと自然解凍より早いスピードで解凍してくれるんです。シンプルなパーツ構成でモノとしての佇まいが綺麗なのも嬉しいですね。各パーツは洗いやすくて水切れがよいのもポイント。

実際に比較してみた

どれくらい違うのかな?と思い、同じサイズの豚肩ロースを一般的なプレートと解凍プレートで比較してみました。解凍プレートにそのまま乗せるでも良いですが、土台部分にぬるま湯を注ぐことでより効率的に解凍がすすみます。

結果、暑くも寒くもない室内温度16度で、ぬるま湯をセットした解凍プレートに40分ほど放置してみました。

結果ドリップも少なく解凍ができ美味しく調理できました。単純なアルミパッドに載せていたものはまだカチコチしていたので、それに比べると確かに解凍は早く進みます。今回ラップに包んだままだったのでラップを外せばもう少し早く解凍できたのかなと思います。

冷蔵庫から出して解凍プレートにセット。その間にひと家事するくらいでちょうどよくなる。って感じです。解凍中もピッタリ蓋ができるので安心して放置できます。

なんで解凍が早くなるの?

熱伝導率の良いアルミ合金の上に置くことで、食材の熱を効率的に周りの温度と交換することができます。それだけであれば似た製品もありますが、この解凍プレートはギザギザ部分が板の下についています。このギザギザの分だけ一般的なプレートよりも外気に触れる面積が大きくなり、その分効率的に周りと熱交換できるという仕組みです。

また、さらに効率をあげるために土台に水を注げるようになっており、ぬるま湯を注ぐことでよりお湯に冷気が逃げるので解凍効率がさらにアップします。

熱いものを冷ませる

主に使うケースとしたは冷凍した食材を解凍する。というのが主ですが「熱いものを冷ます」ことにも使用できます。朝、お弁当を作る際に粗熱をとったり。我が家は子供がまだ小さいので、子供用のご飯をアツアツ状態からほどよく冷ますのに使用しています。

解凍、粗熱とりと料理仕事の中でも地味に時間がかかる作業に効くのと、キッチンにそのまま出しておいても耐えられる機能美があるので、キッチンツールにむかえるのもありだと思いますよ。

Photo: oh!ga

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