iPhone 16で(ほぼ)世界一周。iPhone 11 Proから乗り換えて旅先で感じたメリット

  • 2025年3月14日
  • Gizmodo Japan

iPhone 16で(ほぼ)世界一周。iPhone 11 Proから乗り換えて旅先で感じたメリット
Photo: Kohei K

iPhone 16シリーズに買い替えた皆さま、使い込んでいらっしゃいますか?

私はこれまでiPhone 11 Proを後生大事に使っていたのですが、ケースはボロボロ、アプリは切り替えるごとに再立ち上げ、筐体が熱くなって触れない、バッテリーは交換しても半年で持たないという4重苦(?)に見舞われ、iPhone 16登場のタイミングで乗り替えることにしました。

Apple iPhone 16 (256 GB) - ホワイト 139,800円 Amazonで購入するPR

オランダ・アムステルダムに拠点を置いている私がまず悩んだのは、「どこで」買うかという話です。ちょうど昨年11月の頭から日本への一時帰国が決まっていた上、パートナーの実家がアメリカの東海岸にあるため、クリスマスは毎年オランダからアメリカに行っていたところを、今年は日本から直接行って東回りの世界一周にしようと決めたところでした。

円安の影響を受けて日本のApple製品は値上がりしていますが、オランダの消費税は21%で居住者のため出国しても返還を受けられず、米国版のiPhoneはSIMカードトレイがないことを考慮し、日本で買うことを決めました。

価格や必要なパフォーマンスを考えて、iPhone 16を購入。そこから国内旅行をした後に、日本からアメリカ、そして今ではオランダの現地SIMを使って日々遊び仕事に活用しています。

世界を2/3周してわかったiPhone 16の良いところを、乗り換え前のiPhone 11 Proと比べながらまとめてみました。

1. バッテリーの持ちはとても大事

アムステルダムから東京まではドアツードアで約18時間、東京からニューヨークまで約20時間、ニューヨークからアムステルダムまで約10時間かかります。

そのあいだ、

・タクシーを呼ぶ

・Suicaを使う

・航空券をアプリ上で見せる

・経路案内を使う

・調べ物をする

・写真を撮る

・待ち合わせている人に連絡をとる

・仕事のメールを返す

などをする必要があり、バッテリーの持ちは死活問題になりかねません。

私は映画はあまり見ませんが、機内でダウンロードしておいたNetflixを見る人なら尚更です。

最近の飛行機の座席にはUSBが付いているものもありますが、急速充電ではない上、忘れ物を絶対してはならない狭いスペースでのケーブルの取り回しは可能な限り避けたいものです。

モバイルバッテリーは持っていたほうが安心ですが、移動中にバッテリーとiPhoneをお重のように重ねて持つ必要がないのはとても助かりました。

2. スキを見せないスムーズさ

一昔前には「観光客を狙ったスリや置き引きに遭わないように、地図を大っぴらに広げない」というのが鉄則だった気がしますが、不特定多数の人が行き来する空港や駅でスキを見せないのはスマホ時代の今でも大切です。

アプリの読み込みが遅い、情報を得るのに時間がかかる、一部のネットワークしか利用できなかったり鞄の底からポケットWi-Fiを引っ張り出す必要があるなど、立ち止まったり何かを広げだしたりするのはオススメできません。

この点で特に役立ったのがDynamic IslandとLive Activityです。

Dynamic IslandはiPhone 14 Proから搭載された、(少なくとも私にとっては)新しいデザインであることに加え、これまでのノッチより多くの情報を表示できることが大きなメリットですが、私が個人的に便利だと感じていることは、「位置情報を使う2つの異なるアプリのタップ分けができる」ことです。

Dynamic Islandを使った、2つの位置情報を使うアプリの使い分け

たとえば、Google Mapで経路表示をしながら、ピクミンやPokémon Goなどのアプリで歩数をトラッキングしている場合、Dynamic Islandをタップすることで歩数トラッキングを、その右側にあるアイコンをタップすることでGoogle Mapのアプリを開くことができます。

小さいことのように見えますが、位置情報を使うアプリが増えるなか、これまで振り分けができなかったことを考えると、スムーズにアプリに移動できることが便利だと思います。

ロック画面上の表示

また、Live ActivityもGoogle Mapの経路表示やUberの情報を、iPhoneをアンロックせずに表示することができます。

iPhoneを大っぴらに出したくない場合や、Face IDが利用できない(あるいはしにくい)状況下でパッと情報を確認することができるため、特に旅行中はとても役立っています。

3. 素早いアプリ間の切り替え

また、パフォーマンスの面で一番際立ったのがアプリ間の切り替えでした。

一番わかりやすい例が、ライドシェアアプリの価格比較です。日本ではライドシェアは解禁されていませんが、オランダではUberとBolt、アメリカではUberとLyftがよく使われています。

Google Mapでは両方表示されなかったり価格が異なることが多いため、どちらもアプリを開く必要があるのですが、住所をコピーして、それぞれのアプリに貼り付けて、価格を見比べてとなると、アプリの切り替えが少なくとも数回は発生します。

アプリの再読み込みを含む、パフォーマンス全体に限界を感じていたiPhone 11 Proと比べて、16は流れるようにこの作業をすることができたため、この点を便利に感じました。

Bolt上では空港まで17.8ユーロ ところがUber上では24.92ユーロまで上がっています

4. 写真映りとカメラコントロールボタン

旅行先の思い出は、鮮明に残しておきたいものです。iPhone 11 Proのカメラに特に不満は感じていませんでしたが、比較するとやはり16の方が勝ります。

特に今回印象に残ったのがマクロ写真とシネマティックモードで、食べ物の写真やドキュメントの情報がよりくっきり見えたり、よりきれいな動画の撮影ができるところがとても気に入りました。

iPhone 11 ProのときはSmart Battery Caseのカメラボタンを重宝していたこともあり、iPhone 16のカメラコントロールボタンは必需品。

現在公式のバッテリー付きケースは販売されていませんが、前述の通りバッテリー問題が解決されたことや、カメラコントロールボタンがあることでiPhone 11 Proで好きだった機能を全て維持できた気がします。

カメラボタンの比較 左からiPhone 11 Pro、iPhone 16 

5. Face IDの使いやすさ

かなり細かいことですが、以前と比べてFace IDでロック解除できる角度が増えたのも嬉しいポイント。ちょっとだけ情報を確認したい時、あまり大っぴらにスマホを出したくないときに、これまでだと難しかったアングルでもササッとロック解除できるのは、旅先での大きなメリットです。

今回と同じタイミングで乗り替えるとなると、次はiPhone 21(仮)。そのときにはどんな驚きがあるのかが楽しみです。

Photo: Kohei K

Apple iPhone 16 (256 GB) - ホワイト 139,800円 Amazonで購入するPR

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
copyright 2025 (C) mediagene, Inc. All Rights Reserved.