好き。見ているだけでニヤけちゃうほど好き。
テクノロジーの発展のおかげで、私たちの仕事は楽になってきていると感じます。新しければ新しいほど性能が良くなり、できることが増えて快適になって嬉しいです。だから、新しいテックには敏感でいたいしワクワクします。
そんな私ですが、ICレコーダーだけは古いモデルに絶大なる信頼を置いています。というか、どんなに新しいモデルが登場しても、古いタイプを買い続けます。
先日、17年連れ添った古いICレコーダーの調子が悪くなってきたので、同じタイプを買い足しました。そしてやっぱり最高・オブ・最高だと感じたので、良さを解説していきますね。
突然ですが、ICレコーダーは乾電池式がベストだと思っています。
ガジェットポーチの中に予備の乾電池を入れておけば残量が少なくなっても取り換えれば無問題。これにどれほど救われたかわかりません。
長年連れ添ったSONYのICレコーダー「ICD-UX523」(生産終了)は単四電池1本だったので、持ち歩く予備電池も1本で済んだので本当に助かりました。
Photo:中川真知子 左:ICD-UX523 右:ICD-PX470F N新たに購入した「ワイドFM対応 ICD-PX470F N」は必要な乾電池が2本。本数は不満ですが、乾電池式からリチウムイオンバッテリーへのアップデートではないので良しとします。
高機能ICレコーダーにはデザインに凝ったものや、デザインをシンプルにしすぎたために操作方法が難しくなってしまったものがあります。
Photo:中川真知子でも、愛用のICレコーダーなら全てのボタンにふりがな(?)がふってあるので、間違いようがありません。たとえ前回使ったのが10年前だったとしても、次に使うときに操作方法を忘れてしまうなんてことがないんです。ラブ。マジでラブ。
Photo:中川真知子また、録音時のレベルを一目で確認できる「録音レベルガイド」も大好きです。
右下に見えるインジケーターのようなものがソレで、レベルを確認できるから、あまりにも音量が小さいようであれば、レコーダーを話者の近くに置かせてもらえるかお願いできるので大助かり。
本当に録音できているのかどうかヤキモキする必要がありません。
スライド式USB端子が搭載されているから、データを転送できるのもGood(最近ではUSB Type-Cの方がいいんじゃないかって思いますけど)。
Photo:中川真知子 取材などで他のライターさんと被ることがあるから名前シールは大事あと、Bluetoothが搭載されていないから、ワイヤレスイヤホンに自動接続されてしまう心配もなし。
スマホで録音していたと思ったら、実は取材前にカバンに放り込んだワイヤレスイヤホンにBluetooth接続されっぱなしになっていて、気づくまでの3分間ほど音声が拾えていなかったミスをしたことがあるので、これも超大事だと思っています。
あと、マイクがとにかく優秀です。記者会見や制作発表会など、記者席から壇上までの距離があったり、登壇者の声が小さかったり、マイクの調子が悪くなるトラブルに見舞われたりしても、「ワイドFM対応 ICD-PX470F N」と長年にわたる相棒の「ICD-UX523」は録音してくれました。
iPhoneのマイクではほとんど録れていない場合でも、ちゃんと認識できるレベルで録音してくれているので、リスクヘッジとして超優秀だと感じています。
Photo:中川真知子別売のmicroSDメモリを使えば容量を拡張できるので、長期出張で朝から晩までぶっ通し取材みたいなタフスケジュールにも対応可能。本当、頼もしいです。
ちなみに、「ワイドFM対応 ICD-PX470F N」はFMラジオチューナー対応だったり、パソコンから転送したMP3/WMA/AACファイルを再生することで音楽プレーヤーとしても使えたりします。
普段は全くといっていいほど使いませんが、災害などに見舞われたらラジオ機能は頼もしく感じるでしょうね。
個人的には、そういう機能を非搭載にして、小型化し単四電池1本で動くようにして欲しいところです(つまり旧型は至高)。あと、他のライターさんと被りまくるので、「ICD-UX523」のようにカラバリを増やして欲しいとは思います。
でも、そういう些細な不満があったとしても、「ワイドFM対応 ICD-PX470F N」は私の絶大な信頼を勝ち取っているし、ガジェットポーチにいつまでも君臨するでしょう。
本当、褒めるところしかない。永遠に大好き。
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