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サッカーやバスケの激しい動きにも対応。「人型ロボ」のスポーツ大会は近い?

  • 2025年2月14日
  • Gizmodo Japan

サッカーやバスケの激しい動きにも対応。「人型ロボ」のスポーツ大会は近い?
Image: LeCAR Lab at CMU/YouTube

ロボリンピック、見てみたい!

各国で続々と開発されているヒト型ロボット、ヒューマノイドですが、特に最近は運動能力の発達が凄まじいですね。

プロの選手を真似てみた

今度はカーネギーメロン大学が新たな技術を開発し、ヒト型ロボに適用させました。

実験ではロボットに、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドや、バスケ選手のコービー・ブライアント、レブロン・ジェームズらの動きをコピーさせています。

人間ほどの跳躍力はありませんが、前方にジャンプしたり片脚を上げてのキック、アキレス腱を伸ばして戻るような動きは思ったよりスムーズです。

仮装訓練と実世界のズレを微調整

この新技術の名は「ASAP」。「Aligning Simulation and Real-World Physics for Learning Agile Humanoid Whole-Body Skills」の略で、機敏に動く学習ヒューマノイドが持つ全身スキルのため、疑似体験と実世界の物理法則を調節する、というものだそう。若者言葉とかけてみました感もありますけどね。

仮想的なシミュレーションは上手く行っても、実際には重力や慣性といった物理法則が働き、失敗するもの。「ASAP」は4段階の訓練を行い、そのギャップを補正するのだそうです。

Image: LeCAR Lab at CMU/YouTube

運動能力が高いロボ

使われたロボは、中国Unitree社の「H1」です。

以前には秒速3.3m走行で世界最速記録が認められ、バク宙にするたび成功に震える姿を見てきました。

しかしハロウィーンに『ターミネーター』T-800に仮装し、チョコチョコ歩きで壁に激突して倒れていたこともあります。

練習に付き合って欲しい

ロボット同士の競技会はまだ先でしょうけども、バスケやサッカーなど練習に付き合ってくれたら最高です。パス出しや球拾いだけでも大助かりです。

Sources: YouTube, Unitree, ASAP via IEEE SPECTRUM

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