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電動アシスト自転車の“めんどくさい”がぐっと減る。画期的なシステム、登場

  • 2025年2月3日
  • Gizmodo Japan

電動アシスト自転車の“めんどくさい”がぐっと減る。画期的なシステム、登場

Image: マルイシサイクル

電動アシスト自転車の充電、めんっどくさい!

坂道でもラクラク走れる電動アシスト自転車は、一度乗ってしまうと普通の自転車に戻れなくなるほどラク。でもバッテリーがへたってくるとなおさら、充電の頻度が高まってめんどくさいんですよね。

自分で走って自分で充電

Image: 太陽誘電

世界最大規模のテックの祭典「CES」で見つけた、太陽誘電で開発した回生電動アシストシステム「FEREMO 」は、ブレーキやペダルの停止時に速度を抑えながら前輪モーターが発電。坂道を入りているとき、ペダルが止まっている時も発電。すなわち、人が運動で作ったエネルギーを再利用してバッテリー充電を長く使えるシステムです。

電動アシスト自転車の弱点「充電めんどい」をかなり解消! pic.twitter.com/n2Od88OMbj

— ギズモード・ジャパン(公式)@ 新刊『ギズモード・ジャパンのテック教室』2/4発売 (@gizmodojapan) January 10, 2025

走っている間モーターが発電する回生電動は聞いたことがありましたが、ブレーキを踏んだとき、ペダルの停止時にも発電してくれるのはユニークですよね。

バッテリー寿命も伸びる

Photo: ヤタガイ

充電した電力でアシストしてくれるので、普通の電動アシスト自転車より充電が持ちやすいし、0%にもなりづらいんです。太陽誘電の方に実際お話を聞いたところ、バッテリーは0%になることが一番負担をかけるそうで、このシステムを利用すればバッテリーの寿命も伸びるんですね。

さらに言うとエネルギーを再利用するため、他の製品と比べてバッテリーの大きさ、重量も小さく軽くなっているそう。

電動アシスト自転車ってどうしても重いですからね。これはありがたいです。

パワーアシストなしモードも搭載

通常バッテリーの充電が切れたまま電動アシスト自転車を使うことはバッテリーの負荷になることがあるそうですが、FEREMO搭載の自転車にはパワーアシストなしモードも搭載。重いペダルを漕いで運動しながらガッツリ充電に回す、なんて選択肢も取れちゃいます(結構疲れそうですが)。

実際に充電アダプタを3月に発売予定で、これを使えば自転車からスマホなどの他の電化製品も充電できるそう。

地球にやさしい、災害時も心強い

Image: マルイシサイクル

実際にマルイシサイクル、アサヒサイクルから製品化されて発売済み。 2024年1月の地震では被災地にマルイシサイクルの自転車を寄付している実績もあるそう。

エネルギーを再利用するので地球にやさしく、発電できるので災害時もあると心強い。

話を聞いていて素直にFEREMO搭載の自転車が欲しくなってしまいました。

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