生粋のiPhoneユーザーがGalaxy S25を使ってみた

  • 2025年2月9日
  • Gizmodo Japan

生粋のiPhoneユーザーがGalaxy S25を使ってみた
Photo: ヤマダユウス型

iPhoneユーザーにこそオススメしたい。

Samsungから最新スマートフォン「Galaxy S25」が発表されましたね。見た目がiPhoneに似てるなんて声もありますが、中身はどうなんでしょう?

これまでiPhoneしか使ったことのない自分が「Galaxy S25」を触ってみました。比較もしてるので、乗り換えを検討してる人は参考にしてみてください。

手に馴染むiPhoneライクなデザイン

Photo: ヤマダユウス型

箱を開けて最初に感じたのはやはり「見た目がiPhoneっぽい」という印象。

まず背面の質感がマットなガラス仕上げでiPhoneと手触りが似てます。指紋が目立ちにくい上に高級感があっていい。

角のラウンドはiPhoneよりも鋭角ですね。

Photo: ヤマダユウス型

そしてサイズ感もiPhone 16とほぼ同じです。Galaxy S25のほうが若干薄く、横幅も狭め。

手に持ったときのフィット感は抜群でした。気持ち、Galaxy S25のほうが持ちやすい気がしました。

AIを使いこなせるかはその人次第

Photo: ヤマダユウス型

Galaxy S25には、iPhoneで使えるApple Intelligence(日本はまだ非対応)に似たAI機能「Galaxy AI」が搭載されています。

このAI機能の中核を担うのがGoogleのGeminiです。

Galaxy S25ではGeminiを呼び出し、さまざまなアプリを横断して指示を出すことができます。ただし、対応していないアプリは使えません。

たとえば、応援しているスポーツチームの試合スケジュールを調べてカレンダーに自動登録する、みたいな手動だと面倒な操作も簡単にできます。

Gif: はらいさん

(ちなみに「カレンダー」は、そのまま指示するとサムスンの純正カレンダーに登録されます。Googleユーザーは「Googleカレンダー」と言いましょう)

Apple Intelligenceが使えない日本のiPhoneユーザーがイメージしやすいのは、iPhoneの「Shortcuts」という複数アプリを跨いで操作を自動化してくれる機能かもしれません。AIに指示すると自動でアプリを跨いでタスクをこなしてくれる感じです。

ただし使いこなせるかどうかは人による印象。例えば簡単なタスクであれば自分でやったほうが早いって人もいるでしょう。

「何を自動化したいか」の解像度が高い人ほど使い道が広がるような気がしました。AIお馴染みの「すべてはプロンプト次第」ってやつですね。

ただ、あくまでもスマホに載ってるAIなので「スマホから操作できること」に絞って考えると意外と使い道は少ないかも。

個人的にはIoT家電系を複数操作したい時に便利そうな気がしました。

Image: Adriano Contreras - Gizmodo US

そしてGalaxy S25には「Now Brief」という機能も新たに追加されました。

この機能では朝と夜にユーザーに合わせて天気やニュース、アクティビティスコア、スケジュールなどをAIがまとめて教えてくれます。

スマホのウィジェット機能を組み合わせて同じようなことをしてる人も多いと思いますが、AIが勝手にまとめてくれるのは結構便利そう。

AIを使いこなすには人間自らAIに歩み寄るのが大切です。

「仕事をまかせられる」Galaxy AI、想像以上に使えるヤツでした 生活を便利にしてくれるAIの存在ってとても大きい。日本では2月14日から発売予定のSamsung (サムスン) Galaxy S25シリーズ。AIアシスタント機能Galaxy AIがさらに進化、エージェントとなって「複数のアプリにまたがって、自動で作業をこなす」のが大きな目玉ですが、一体何ができるのか早速試してみました。アプリ間を連携し、情報をまとめてくれるAI機能が凄い まずはGalaxy S https://www.gizmodo.jp/2025/02/galaxy-ai-test.html

外で映える鮮明な写真

Photo: ヤマダユウス型

Galaxy S25は3眼カメラ仕様。スペックは以下の通り。

広角カメラ:5000万画素(光学相当2倍ズーム)

超広角:1200万画素

望遠:1000万画素(光学3倍ズーム)

箱を開けて室内で軽く撮影したときは「iPhoneのほうが良いかも」と思いましたが、外で撮影してみるとGalaxy S25の評価が一変。

Photo: K.Yoshioka

色のコントラストが鮮やかで、写真全体がパキッとした印象を受けます。iPhoneが暖色系なら、Galaxyは寒色系といったところです。

Photo: K.Yoshioka Photo: K.Yoshioka

5000万画素の広角カメラは光学相当2倍ズームに対応してて撮影の幅を広げてくれます。

料理や水に浮かぶ氷、街の風景を撮影してみましたが、どれも満足のいく仕上がりでした。

Photo: K.Yoshioka

ボケの強さを調整できる機能は、インスタなどに本気の写真を投稿したい人にとって嬉しいポイントです。

GIF: K.Yoshioka

Samsung純正の消しゴム機能もうまく動作し、不要なオブジェクトを簡単に消去できました。

細かい点ですが、露出変更の軸がiPhoneの縦に対してS25は横軸。個人的には縦のほうが指の動きが安定するため、ここは慣れが必要です。

あとiPhone 16のカメラコントロールボタンのようなカメラを起動するボタンがないのが、頻繁に撮影をする際は地味に不便でした。(カメラコントロールボタン自体は使いづらいと思ってたのに…)

iPhoneから乗り換えるならGalaxyが最適解か

Photo: ヤマダユウス型

Galaxy S25は、デザインやサイズ感がiPhoneに近く、iPhoneユーザーでも違和感なく使える端末です。

機能面でもGalaxy・Android特有の自由度や便利さを感じられる部分が多くあって、とにかく完成度が高い印象でした。

正直、多少の機能差はあれど、iPhoneから乗り換えても全然問題ないなって思いました。

「Androidが入ったiPhone」といった表現がしっくりくるデバイスで、iPhoneからAndroidへの乗り換えを検討している人には最適解に近い一台と言えるでしょう。

Source: Samsung

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