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国産AI・FeloとCanvaの連携で「スライド作成」を極める

  • 2025年1月24日
  • Gizmodo Japan

国産AI・FeloとCanvaの連携で「スライド作成」を極める
Screenshot: 重田信

Lifehacker 2025年1月8日掲載の記事より転載

検索に特化した国産AI・Feloに、深度検索やNotionとの連携など、さまざまな機能が追加されています。

スライド生成機能においては、Canvaとの連携により、より洗練されたデザインのスライドを作成できるようになりました。

そこで、どこまでスムーズに作成できるのか、実際にFeloを使用してCanvaでスライドを編集する方法を手順を追って解説していきます。

AI検索エンジン・Feloの「深度検索」が複雑なリサーチに対応!スライドの編集もできるように | ライフハッカー・ジャパン AI検索エンジン・Feloが大型アップデートを実施。「深度検索」を使えばソースの数が2倍に! https://www.lifehacker.jp/article/2411-felo-prosearch-update/

Feloのスライド生成の手順をおさらい

まず、Feloでスライドを作成する基本的な手順をおさらいします。

Feloを立ち上げて、リサーチしたい内容をチャットボックスに入力します。今回は「2024年11月から12月にかけての生成AIに関する主要なアップデート」について検索してみました。

プロンプトを入力する

プロンプト:2024年11月から12月にかけて発表された、主要な生成AIのアップグレードについて教えてください。ただし、ソースは可能な限り運営会社の公式発表や報道機関からの情報に限定してください。

検索を実行するとGeminiやOpenAI、Appleなどの企業による生成AIの主要なアップデート内容が表示されます。

情報を整理してスライドを作成する

検索結果が表示されたら、画面上部にある「 プレゼンテーションを生成」ボタンをクリックします。

すると、スライドの骨子が作成されます。

次に、スライドのデザインを選択します。

するとわずか数分の間に、Felo上でスライドが生成されます。

このまま編集を続けることができますし、ダウンロードしてPowerPointでの編集も可能です。

Canvaのフォントや素材を活用してブラッシュアップ

Felo上でスライドを生成した後、リサーチしていたチャットの画面に戻ると、「プレゼンテーションを作成」ボタンが「文書を表示」に切り替わります。ここを選択すると、「Canvaで編集」という項目が追加されています。

「Canvaで編集」を選択すると、Felo とCanvaの連携の確認が行われます。そのまま画面に従いCanvaにログインすれば、Feloで生成したスライドがCanva上で編集できるようになります。

写真やイラストを変更する

Canvaで編集できるようになるメリットはいくつかありますが、まずはなんといってもCanvaの素材を挿入できること。

自動で生成されたスライドでは、文章と差し込まれたイラストや写真が、必ずしも関連しているとは限りません。

そこで、不自然な写真やイラストを、Canvaの素材で差し替えることができます。

テキストの変更も可能

テキストもCanvaのフォントから選んで変更できます。

アニメーションもつけられます。

無料版は深度検索だけでなくスライドの生成にも制限が

今回の記事で紹介したスライドは、FeloとCanvaそれぞれ無料版の範囲で生成したり、編集したりしました。

Feloの無料ユーザーの場合、深度検索は1日5回まででしたが、スライドの生成にも上限があるようです。具体的な回数は示されていないのですが、今回の原稿執筆のためにスライドを2回生成すると上限に達してしまいました。

Proユーザーになると、スライドの生成は無制限になるようです。

また、スライドのテキストの編集は自分で行なう必要がありそうです。

実は、生成AIのアップグレードについて検索したとき、GeminiやOpenAIのSora、Microsoftの他に、AmazonやAppleなどの内容も表示されていたのです。

しかし、スライドを生成する初期段階で自動的にGemini、Sora、Microsoftだけに絞られてしまいました。

また、生成されたスライドの各項目の具体的な内容は、小さな字でびっしりと書かれている箇所が少なくありません。

配布資料として作成するのなら良いのですが、オンラインツールで画面共有したり、会議室の大きなモニターやスクリーンで映し出したりするには、要約したり箇条書きでまとめたりするなど、内容の取捨選択が必要です。

とはいえ、ゼロからスライドを作成することに比べたら、ハードルはグッと下がるはず。タイトルのブラッシュアップや、長文の要約、アレンジはChatGPTやGeminiの得意技です。テキストはほかの生成AIの力を借りることで、完成度を高められるでしょう。

深度検索からNotionやCanvaとの連携など、国産AI・Feloのアップグレードから今後も目が離せません。

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Screenshot: 重田信

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