ロボット化するとスゴさを実感。
いわゆる「飛行機」は鳥に似て翼がありますが、地上での移動や離陸時はジェットやプロペラの推進力でタイヤを転がして進みます。
デザインの元になった鳥には2本の足がありますが、解剖学的に見ると実に機能的なんです。
スイス連邦工科大学ローザンヌ校とカリフォルニア大学アーバイン校の研究者たちが、空を飛ぶドローンに鳥の足と同じメカニズムを組み込みました。
鳥型ロボ「RAVEN(Robotic Avian-inspired Vehicle for multiple ENvironments)」は、まず歩いて移動ができます。
両足でチョンチョンとホップで前進もでき、高い場所への跳躍も可能。そして離陸は両足で地面を蹴って助走をします。
助走で勢いがつくと、飛び立つのが楽チンですね。
滑走路も不要で、エネルギー効率がよいことも判明したのだそうです。
Image: nature足のないドローンは空中に浮いていないと活動できませんが、足があると地上でも動けるのは大きいですね。
やっぱり生き物の姿形は意味があって効率的です。新しいデザインを作るよりは、自然界に似せたほうが手っ取り早く機能的になるんだなと思います。
Source: YouTube (1, 2), nature, scimex via IEEE SPECTRUM, hackster.io, NEW ATLAS
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