ROOMIE 2024年10月17日掲載の記事より転載
スウェット生地のものといえば裏地が起毛仕上げのモノも多いですよね。
温かく冬は重宝しますが、春・秋向きではないものも……。
筆者もスウェットが好きなのですが、厚手のゴワゴワ感がちょっとだけ苦手でした。
patagonia(パタゴニア)の「リジェネラティブ・オーガニック・サーティファイド・コットン・スウェットシャツ」は裏地がなく、軽量。
首元、袖口、裾はリブニット仕様で着やすく、ゴワゴワ感もなく肌触り良好。
春、秋は1枚、寒い季節はこれにジャケットを合わせたら快適に着られます。
3シーズン活用できる、ヘビロテスウェットです。
スウェットはロゴやイラストが描かれているものが多く、カジュアルなスタイル向き。
しかし、このスウェットは胸にロゴがあるのみ。
カラー展開もブラック、ブラウン、タン、グレーとシックな色合いでカジュアルすぎず、いろいろなシーンで活用できるトップスです。
日常はもちろん、旅行でも愛用。いままで使用していたスウェットは旅行に持って行きづらかったのですが、これは持ち運びも楽チン。
リゾートエリアは夏場でも室内のクーラーが強いことも多いため、このスウェットがあると重宝します。
筆者は同じパタゴニアの定番スウェットパーカーも愛用していますが、コレは裏地あり。
2つを比べてみると……。
フードがあるなしもありますが、畳むとそのかさばり具合の違いがよくわかります。
起毛があると温かいですが、正直これは冬でも暑すぎることも。
持ち運びしやすく、重ね着もしやすい「リジェネラティブ・スウェット」のほうが出番が多くなっています。
素材はリジェネラティブ・オーガニック農法を採用したオーガニックコットン100%。
高品質はもちろん、気候変動と戦うために土壌の健康を高める地球の環境も考えられた素材です。
リブニットは中に風が入りにくく、袖口や裾の耐久性に優れているメリットがある一方、何度も洗濯をすると伸びてしまう恐れがあります。
しかし、このスウェットは何度洗濯してもくたびれにくく、耐久性抜群。
値段は普通のスウェットより高いかもしれませんが、長年使用可能。
パタゴニアは他のブランドよりもサイズ感が大きめなので、いつもよりもワンサイズ小さなものを筆者は買っています。
しかし、このスウェットは少しオーバーサイズのほうが使いやすいように思えます。どんなシーンでも使いやすいので、1年中出番の多いスウェットです。
Photo: 舟津カナ