山好きな人に本気でおすすめしたいシューズがこちら、Teva(テバ)の新作「 Trailwinder Low(トレイルワインダー ロー)」。
ふっかふかなミッドソールと、足をやさしく包みこんでくれるシュータンのおかげで、一度履いたら病みつきになる履きごこちなんです。
今アメリカでは若者を中心に "Light & Fast Hike" というライフスタイルトレンドが注目を集めているそうです。短時間で足早にテンポよくハイキングするのが特徴で、自然を楽しみながらも体を鍛えることができる、新感覚のトレーニング手法なのだとか。日本では「ファストハイク」とも言われているみたいですね。
Trailwinder Lowは、このトレンドに最適化されたハイブリッドシューズです。
クッション性と反発力を兼ね備えたTeva独自の「Lite-Comf ミッドソール」が、軽快な足さばきを実現。
「NAVILOCK内部ブーティーシステム」が第2の靴下みたいに足を包みこんでくれて、フィット感バツグンです。
アウトソールには3層のラグ(凸凹)が設計されており、起伏の激しい路面でも優れたグリップ力を発揮します。多少のガレ場もなんのその。
かかとのプルタブを引っ張りながら足をスライドインさせれば、着脱も簡単に行えます。
また、軽くて通気性に優れたアッパーは、持続可能性を考慮した100%リサイクル素材を使用しています。自然を楽しみたいからこそ、なるべく自然環境に配慮した商品を選びたいですよね。
東京近郊で気軽にハイキングを楽しめるエリアと言えば裏高尾。というわけで、Trailwinder Lowを履いてさっそく高尾山から小仏峠まで歩いてみました。
まず感動したのがクッショニングのすばらしさです。
柔軟なミッドソールがふかふかな履きごこちを提供しつつ、蹴り出し時に確かな反発力を発揮します。おかげで起伏のある山道を2時間歩き続けても足の疲れを感じませんでした。最高!
シューズの軽さが足さばきの良さに直結していました。かつ、アウトソールがコンパクトにまとまっているので、狙いどおりの場所に足を置けました。
木の根が縦横に張り出しているようなテクニカルなトレイルでも、敏捷な動きが可能です。
さらに、アウトソールに設計された3層のラグが確実に地面をとらえてくれます。登り坂も快適だったんですが、むしろTrailwinder Lowが真価を発揮したのは下り坂でした。
靴全体で足をしっかりと包みこんでくれているおかげで、シューズ内で足がズレる心配なし。なおかつ足指を適度に広げてふんばることができましたし、なにしろクッション性が高いのでヒザへの負担が軽減されているように感じました。
ふだんは山に入るとつい走り出したくなってしまうトレラン好きの筆者ですが、ファストハイクという新しいトレーニングスタイルを取り入れることで、歩きだからこそ楽しめる山の魅力を堪能できました。
一丁平付近で出会ったおばあちゃんに草花の名前を教えてもらったり、この時期にしか見ることのできないナンバンギセルの群生地を見つけたり。
道行く人と交わす「こんにちは!」に、たくさんの元気をもらいました。
このように、器量よし・履きごこちよし・機能性もバッチリなTrailwinder Low。ついつい普段使いに手が伸びてしまうほど、お気に入りのシューズとなりました。
カラーバリエーションは筆者が履いてみたバーチ/ピーチブルーム以外にも、レディースではマルサラ/アコーン、メンズではカドミウムグリーン/レインドラム、ブラック/アンスラサイト、そしてマシュマロ/バーチの5展開。
お値段は税込価格 19,800円です。山が好きな人には、ぜひぜひ履いてもらいたい一足です。
Source: Teva, Polar
Photo: 山田ちとら