ボーッと天井を見上げる男子。
Image: Runway / Xこんなどこにでもある日常が、AIを通した途端、映画のワンシーンのような非日常に化けるんだから今の動画生成AIは侮れません。
Today we are releasing Gen-3 Alpha Image to Video. This update allows you to use any image as the first frame of your video generation, either on its own or with a text prompt for additional guidance.
Image to Video is major update that greatly improves the artistic control and… pic.twitter.com/OieDwMIspz
使ったツールは「Runway Gen-3 Alpha」です。数ある動画生成AIのなかでも、テキスト+静止画から写実的な映像を生み出すのが得意なRunwayの最新版ですね。リリースにあわせてX上には面白いサンプルがほかにもいろいろ公開されました。
2/10 pic.twitter.com/k2prBhrm8m
— Runway (@runwayml) July 29, 2024ただの車に花が降る
5/10 pic.twitter.com/30O7ZALTd7
— Runway (@runwayml) July 29, 2024名画が燃える
どうしてこんなに的確に生成されるのかというと、その秘密は、テキストの指示(プロンプト)だけじゃなく、イメージ画もアップできるところにあります。
画像はカメラで撮ってもいいし、AIでイメージ通りのものを生成して使ってもOK。
使い方はシンプルそのものです。
1. Runwayに利用登録して
2. ダッシュボードを開いて「Text/Image to Video」を押して画像をアップロード
あとはプロンプトで指示を英語で入力するか、入力せずにそのまま「Generate(生成)」をクリックすれば映像化完了です。
無料プランは少し時間がかかりますが、有料プランに切り替えれば高速生成も可能。気に入る映像ができるまで、生成は何度でもやり直せます。
以下のチュートリアル動画の中盤には、富士山の墨絵をアップして「FPV the camera flies into the painted city(一人称視点[First Person View]のカメラで絵の街を飛ぶ)」とプロンプトを入力した場合の作例もあって、イマジネーションをくすぐりますね。
Get started with Gen-3 Alpha Image to Video.
Learn how with today’s Runway Academy. pic.twitter.com/Mbw0eqOjto
なんなら「リップシンキング」っていう有料サービスを使えば、AIで好みの人物を生成して、台詞を口パクで読ませたりもできます(そちらのやり方はココ)。
1か月前に公開されたプロモーションビデオには
これでこれからは、自分ひとりで映像プロダクション立ち上げて、自分ひとりで映画制作して、自分ひとりで観て、自分にアカデミー賞あげられるな。
というコメントがついています。冗談抜きにできそう。なんて時代だ…。
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