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11人の子の父イーロン・マスク、少子化についてアツく語る

  • 2024年6月18日
  • Gizmodo Japan

11人の子の父イーロン・マスク、少子化についてアツく語る
Photo: Shutterstock.com

Tesla(テスラ)にSpaceX(スペースエックス)、世界を動かす様々な事業で忙しいイーロン・マスク氏ですが、彼のプライベートも静かなものではなさそうです。

11人の子供の父、イーロン・マスク

11人の子供の父親であるイーロン。Neuralink(ニューラリンク)の幹部との間に双子がおり、アーティスト、グライムスとの間には3人の子供がいます。そして元妻のジャスティン・ウィルソンとの間にはたくさんの子供を授かっています。

最近では、彼が元SpaceXの社員に自分の子供を産んでほしいと求めていたことが報じられました。

なぜ、イーロンは次々に子供をもうけているのでしょうか。体外受精も用いて子供をもうけてきた彼は、世界的な出生率の低下を強く問題視しています。

イーロンが強調する、人類の危機

6月12日に行なわれた、実業家のチャールズ・コーク氏が設立したリバタリアン系のシンクタンク、Cato Instituteとの対談に参加したイーロン。

「アルゼンチンにおける自由市場」がテーマの対談でしたが、その中でイーロンは、世界的な出生率の低下が、人類全体にとって破滅的な結果をもたらす可能性について触れました。

「私は、ほとんどの国で加速している出生率の低下のような、人類存在の危機に関わる問題を心配しています。これは問題として過小評価されていることのひとつです。人間がいなければ人類も存在しないので、どうにかして人間を作らなければなりません。私は出生率の急速な崩壊に強い懸念を抱いています。」

イーロンは続けて言いました。

「これは非常に大きな問題です。前提として、文明が存在するためにはまず人間がいなければなりません。そうでなければ、すべてをロボットに任せることになるでしょう。私はこの問題に対する解決策を持っているわけではありませんが、何らかの方法で解決しなければ、人類は消滅してしまいます。」

彼は会話の中、環境保護運動にも言及しました。

「環境保護運動について私が懸念しているのが、極端な形の環境保護運動において、人間を地球上の疫病として考え始めてしまうことです。人間は根本的に悪いものであり、すべての人間が消えれば地球は良くなると言っているように思います。」

「これは絶滅主義運動と言えるものです。私は、あらゆる物事は、根本的には拡張主義と絶滅主義というふたつの考え方の戦いだと捉えることができると思っています」

「もし人類が絶滅したり、文明が崩壊したりするなら、私たちが今行なおうとしているどんなことも、意味がないことになってしまいます。」

「だから何よりもまず、我々と我々の文明が生存し続けるために、拡張主義の哲学を持たなければなりません。過去に成し遂げてきたことを超えるためには、人類の数を増やすことが不可欠だと考えています。」

「つまり、最終的なメッセージは、前進して、繁殖するべき、ということですね」と付け加えたCato Instituteのインタビュアーに、「はい」とイーロンは笑顔で答えました。

子供は「贅沢品」?

イーロンが指摘するように、出生率の低下は多くの国にとって重要な懸念事項です。しかし、問題の深刻さや対策については意見が分かれています。若い世代が世界中で必ずしも家族を持とうとしていない理由についても、様々意見があります。

ある人々は、フェミニズムや家族を持たない価値観の醸成、左翼的な考えを非難しています。他方、子供を持つことを妨げる悲観的な空気感自体を非難する人もいます。

それに加えて、住宅、教育、保育などの費用が高騰し、子供を持つことが多くの中産階級の人々にとって高価になっていることも考えられます。昨年のVogueの記事では、子供を持つことが「贅沢品」になったのかどうかが問われていました。

ある調査によれば、アメリカで子供を高校卒業まで育てる総費用は約30万ドル(約4700万円)とされています(これには、ホワイトカラー職に必要不可欠な4年制大学を出る費用が含まれていません)。平均的なアメリカ人にとって、子供を育てることがいかに簡単ではないことかを示しています。とはいえ、通常は低所得者の方が出生率が高いのも事実です。

状況はとても複雑ですが、イーロンの指摘をひとつの入り口として、この問題について考えてみてもいいでしょう。

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