サイト内
ウェブ

Boseの新イヤホン、アクティブノイキャンはないけど超快適

  • 2024年2月25日
  • Gizmodo Japan

Boseの新イヤホン、アクティブノイキャンはないけど超快適
Photo: Sherri L. Smith

耳を塞がなくて長時間着けてても超快適、これにANC(アクティブノイズキャンセリング)さえあれば…!

日本でも3月5日に発売予定のBoseのUltra Open Earbuds。耳を塞がない大胆で斬新なデザインで、一日中快適に装着できて、クリアでバランスの取れた3Dオーディオが楽しめるというものです。

今回は米ギズモードによるUltra Open Earbudsの徹底レビューをお届けします。

Bose Ultra Open Earbuds

Photo: Sherri L. Smith

これはなに?:

ボーズの最新のオープンタイプのイヤフォン。

良いところ:

快適

斬新なデザイン

バッテリー持ちが良い

極力音漏れがなく、上質な音質

残念なところ:

ANC(アクティブノイズキャンセリング)が無い!

値段

ANC(アクティブノイズキャンセリング)に定評のあるBoseですが、このイヤホンでは大きく方針を変えてきています。Ultra Open Earbudsは、その名の通りオープンタイプのイヤフォン。ANCはありませんが、オーディオ技術の最先端を追求しようとしているものです。

個人的に、公共の場でオープンタイプのイヤホンを着けるのは好みではないです。それでもUltra Open Earbudsは非常に魅力的。デザインは賛否両論かもしれませんが、値段は端的に高いですよね。299ドル(日本では3万9600円で発売)という価格は、フラッグシップ級、もしくはそれ以上の価格感なのに、ANCはないんか...という。

でも外で運動をする人、音楽を聴きながら周囲の音も把握したい人、またより開放的なサウンドを好む人にとってはUltra Open Earbudsは最適解だと思います。

未来を感じるデザイン

サイバーパンク的なデザインでいい感じです。「ホワイトスモーク」というソフトなベージュカラーをベースに、ピカッと光るメタルカラーがアクセントで、未来のジュエリーのようです。このホワイトスモークの他にはブラックカラーも展開しています。

デザインが斬新で未来的なだけではなく、めちゃくちゃ実用的。耳の穴にイヤホン突っ込む代わりに、シリコンでコーティングされた柔らかいアームで、耳の輪郭を優しくしっかり包みこんで、スピーカーを外耳に向けて耳の穴の上に浮かべます。同時に円筒形のバッテリー部分が耳の後ろに位置します。このアームは耳たぶに沿って調整可能で、フィット感もバッチリ。最初は、イヤホンを耳の穴に入れるのではなく、耳の穴に乗せるという違和感を乗り越える必要があります。

IPX4の防水等級を持ち、水や汗に強いのは安心できます。

一方ケースは普通で、長方形の固いプラスチック製のケースは馴染みのある見た目。マットなホワイトスモークのケースに、前面に金色のBOSEのロゴ、背面には大きなペアリングボタンがあります。USB-Cのポートはケースの底にあり、USB-C - USB-A 充電ケーブルが同梱されています。

Photo: Artem Golub / Gizmodo

一日中着けていられる快適なフィット感

着け始めた当初は、歩き始めたときや、激しい運動をしたときに、片方、または両方のイヤホンがどっかに飛んでいくのではないかと不安に思ったものです。

でもその数時間後、電車に乗るためにホームまでの階段を急いで降りて、その後ジムでエリプティカルの30分エクササイズ、その後ウェイトリフティングをし、汗だくになりましたがUltra Open Earbudsは、全くズレることなく、ビクともしませんでした。

40時間着用しっぱなしだったにも関わらず、イヤホンの存在に違和感を感じることはありませんでした。それほど軽い!

そして耳の穴に入らない構造なので、圧迫感も皆無です。長時間耳の穴付近にイヤホンを着けていると、圧迫感や疲れを感じるものですが、それが無くなっているのは素晴らしい。

さらに、いちばん気に入っているのが「目立たなさ」です。終日メガネをかけていましたが、メガネのアームがイヤホンに一度も当たらなかったのは好印象でした。ミディアムのブレードヘアーに揺さぶられても、耳の上の箇所がかゆくなって掻きまくった時でさえ、Ultra Open Earbudsは動じませんでした。

コントロールの方法についてですが、筒型バッテリーの上部にある銀色のボタンから操作します。ここにマルチファンクションボタンがあり、再生/一時停止、通話応答/終了、次のトラックを飛ばす/前のトラックを飛ばす、イマーシブオーディオ、さらには音量までコントロールできます。

これらはすべて、1回、2回、3回の早押しや、短押しと長押しの組み合わせで行います。音量の調節以外は簡単に実行できました。

ボタンは触覚的なクリック感で良い感じ音量に関しては、短押しのあとに長押しする必要がありますが、音量下げることはできましたが、なぜか上げることは難しくて出来ませんでした。

Photo: Artem Golub / Gizmodo US

音質も音漏れも文句なし

今筆者が住んでいるニューヨークは、静かな時間を見つけるのが不可能な場所です。それ故に、基本的には強力なANC機能を備えた密閉型のヘッドホンを好みますし、Bose QuietComfort Ultraヘッドホンは、いまの私のトップ5のノイズキャンセリングヘッドホンの選択肢となっています。

それでも、Ultra Open Earbudsは非常に魅力があります。外を歩いている時に、いつもは無関心にしていたけど、周囲が何が起こっているか認識できるからです。地下鉄に乗っている間は、他人の失敗したデートの話をたまたま聞いてしまうこともありました。また、ボーイフレンドと話す時も、このオープンイヤホンが役に立ちました。会話するためにイヤホンを取り外したり、音楽の音量を落とす必要もありません。

Boseが、オープン型イヤホンでもオーディオの音質にも妥協しなかったことに満足しています。

例えばCardi BとMegan Thee Stallionがコラボした「Bongos」という曲では、ドラムの音が前面に出ていました。808ビートは少し軽めでしたが、2人のラッパーの挑発的なボーカルは力強く感じました。

Faith Evansの「You Used to Love Me」という曲に切り替えた時は、ベースギターの音色とシンバルの優しい音が聞こえました。また、ハープ、ギター、バイオリン、シンセサイザーのキーボードなどの楽器が、Evanの柔らかいソプラノの声、バックグラウンドシンガーを邪魔することなく、音のステージに十分な余白を感じられます。

Boseの秘密のオーディオ技術は、独自の「OpenAudio technology」によるもので、これはトランスデューサーと「厳しく制御された音響構造」を組み合わせて、外部環境からのノイズを防ぎます。音量を50%に設定すると、Ultra Open Earbudsはニューヨークの地下鉄の騒音のほとんどを遮断します。しかしながら、電車がホームに入ってくる音、通りの建設現場の音や大声での会話の音は、気が散るレベルで耳に入ってきました。

オープン型イヤホンは音漏れが心配かもしれませんが、おそらくこれも問題なさそうでした。

完全に静かな部屋で音漏れを確認しましたが、音量を100%まで上げるまで音漏れは聞こえませんでした。騒がしい環境なら音漏れは気にすることは無いと思います。

母と電話で軽く話したときも、Lil Wayneの『A Milli』のベースとボーカルも、母の声もすべて聞くことができました。母の声ははっきりと聞こえましたし、母はうちの背景で流れていた映画の音も含めて、私の声ははっきり聞くことができたそうです。

そして今どき、空間オーディオ機能がなければ高級イヤホンとは呼べません。

BoseにはImmersion Audioという機能があります。この機能は、Boseのデジタル信号処理ソフトウェアとIMU(慣性計測ユニット)の組み合わせで、より広い音感を生み出し、三次元的な聴覚体験を提供するというものです。

Bose Musicアプリまたはイヤホンの片方を長押しすることで、静止している場合は「Still」モード、動いている場合は「Motion」モード、そして「Off」(オフ)を切り替えることが可能です。ユーザーが動いてない時の「Still」モードが最も直感的に感じられて効果的ですが「Motion」も移動時に最適です。どんな状況下でも最適な形で音を楽しむことができるようになっています。

Photo: Artem Golub / Gizmodo US

バッテリー寿命も問題なし

Boseによれば、Immersion Audioをオフにした状態だと7.5時間、オンにした状態だと4.5時間のバッテリー持続時間としています。

今回私はImmersion Audioなしでテストしましたが、何回か電話をし、いくつかのZoomミーティングに参加し、(ドラマの)『Griselda』と『The Brothers Sun』のエピソードをいくつか視聴し、Spotifyでプレイリストを聞きましたが、7.25時間持続したことを確認しました。また、Immersion Audioを有効にした状態では、4時間23分持続、低バッテリーアラートの通知がきました。

充電ケースによる充電は、Immersive Audioがオンかオフかにもよりますが、19.5時間、もしくは12時間追加で充電できます。

Ultra Open Earbudsは買うべきか?

クリーンでパワフルな音質のイヤホンを探していて、そしてアクティブノイズキャンセリングが要らないという人であれば、このイヤホンは最適な選択肢です。

このイヤホンは充電ケースの充電を含めれば、30時間のバッテリー寿命ですし、長時間使用しても信じられないほど非常に快適です。デザインもこれまで見たことのない斬新なデザインです。

しかしながら、299ドル(日本では3万9600円で発売)という価格がネックですね。同じ機能(音質、バッテリー寿命、耐久性、3Dオーディオなど)で、さらにアクティブノイズキャンセリングも搭載するようなイヤホンは他にも存在しており、ガチ競合となります。さらに50ドルから100ドル安ければ…というのはありますね。

でも周囲の環境を認識することに重視する人にとっては、良い選択肢なのではないでしょうか。あとは誰とも被らないサイバーパンク的なデザインも自慢できそうです。

Bose Ultra Open Earbuds 完全ワイヤレス オープンイヤー イヤホン 39,600円 Amazonで見るPR 39,600円 楽天で見るPR !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.head.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
copyright 2024 (C) mediagene, Inc. All Rights Reserved.