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人類初の月面基地のコンセプト画像公開。見た目は土管みたい

  • 2023年12月3日
  • Gizmodo Japan

人類初の月面基地のコンセプト画像公開。見た目は土管みたい
Image: Thales Alenia Space

NASAが推し進める宇宙ミッションアルテミス計画。月に持続的に駐留し、月ビジネス・経済を創出することが目的です。民間宇宙企業や各国の宇宙機関が連携して進めています。その中で絶対的に必要なのが月面基地。一時的なものではなく永続的な基地です。

月面基地という人類の夢

11月23日、Thales Alenia Spaceは、イタリア宇宙機関と共にNASAのアルテミス計画の一環となる「多目的居住地(Multi-Purpose Habitat:MPH)」開発の契約締結を発表。月面基地のコンセプト画像も公開しました。

現段階では予算やタイムラインなど詳細は明らかになっていませんが、実現すれば、人類初の永続的月面基地となります。

Thales Alenia SpaceのFranco Fenoglio氏は、リリースにてこうコメントしています。

「MPHは月面で運用する初めてのイタリア居住モジュールとして、歴史的な一歩となるでしょう。ユニークな技術とさまざまなチャレンジを乗り越えるスキルを持つ我が社にとって、大きな誇りです」

基地は円柱デザイン

公開された画像にあるのは、土管のような円柱型のデザイン。

画像では小さく見えますが、全長は10mほどあるようです。この基地をベースに、宇宙開拓者たちは月面環境でさまざまなミッションやテストに取り組むわけですね。

長期プロジェクトで完成は2030年?

NASAとイタリア宇宙機関がアルテミス計画で協力すると発表したのは、2020年のこと。

その後、月面居住ベースについて初期合意があり、2022年にはモジュールデザインを担当することで契約合意。今年の10月にはNASAのレビュー第1弾を突破し、イタリア宇宙機関はThales Alenia Spaceにさらなる開発を任せることに。

次なるステップは、2024年第1四半期に予定されているミッションコンセプトのレビュー。月面で必要不可欠となるテクノロジー(月面の塵や温度対策など生命維持に関わるもの)がチェックされます。細かいタイムラインは明らかにされていませんが、実際に月面に登場するのは2030年代…かな。

フィクションの世界ではすっかり当たり前の月面基地。リアルで開発され、人類が滞在するようになるのも、いよいよそんなに遠い未来ではないようです。

月や火星で重力を生み出す巨大施設「ルナグラス」構想。京大と鹿島建設が考えたらしい… 京都大学と鹿島建設が手を取り合い、自転による遠心力で人工重力を生み出す居住施設「ルナグラス」と「マーズグラス」の構想を発表しました。 https://www.gizmodo.jp/2023/09/lunar-glass-mars-glass-1.html

Source: Thales Alenia Space

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