ガチすぎてゲームの枠を超えちゃってます。
東京ゲームショウのビジネスデーでちょっとした人だかりになっていたのが、フライトシミュレーターを手掛ける「RAZBAM JAPAN」ブース。
カーシミュレーターと並んで周辺機器のバリエーションに富むフライトシミュレーターですが、展示されていた「Vrgineers ポータブルトレーナー」がすごいのが大型トランクサイズになること。
Photo: Vrgineers椅子の下に見えるケースの中に、椅子をはじめコックピットのパーツを分解・格納できるんです。そのままフタをしてクルマに積んでしまえば、どこででも本格フライトシムを体験できるってわけ。
ペダルや操縦桿、スロットルとフル装備。
VRゴーグルは企業や軍・警察関係向けの「XTAL 3」です。180度の広い視野角で、首をあまり振らなくても周囲を確認できます。
シミュレーターソフト『DCS World』でF15戦闘機を体験させていただきましたが、キャノピーのフレームについているミラーに太陽が反射したり、操縦桿を持つ手がシミュレータ内に反映されていたり、やたらリアリティを感じさせました。
ちなみにシステム一式で2000万円ほどするという、もはやゲームとは呼べない代物。
そもそも自衛隊や航空機メーカーといった組織が訓練に利用するためのもので、こういった展示がないと触れる機会すらないです。貴重な体験でした。
RAZBAM JAPANブースは幕張メッセ第9ホールにあるので、飛行機好きの方はぜひ。