あっ、ロボットじゃないです。自走しません。
でも、ロボット掃除機「ルンバ」シリーズでおなじみ、アイロボットが新しいカテゴリのプロダクトを発表しました。トップ画像がソレなんですが、みなさんコレ何に見えます?
Photo: 小暮ひさのり一部のマニア(いるのでしょうか?)に刺さるかもしれない断面図がこちら。
さて、もったいぶってもアレなので、答えを出すとこれは空気清浄機。名前を「Klaara(クラーラ) p7 Pro」と言います。走りませんが、ルンバと連携します。
まず断面図の上の方ですが、全部フィルターです。
取り出すとこのようなブロック状のユニットになっていて、なんと4kgほどあります。詰め込めるだけ詰め込んだれ! みたいなフィルターをがん詰めしたストロングスタイル!
でも、理にかなっているんですよ。空気をいかにキレイにできるかって、やはり面積で勝負なんです。いかに隙間なく密閉して、フィルターの面積をたくさん通せるかが勝負。
Image: アイロボットジャパンKlaaraが目指しているのは「妥協なしのキレイな空気」なので、フィルターはぎっしりの3段階構造。アレルゲン、ウイルス、カビなど、空気中の汚染物質を99.98%除去できるとしています。ちなみに中央のカーボンフィルターには活性炭が400gも入っているとのこと。
このぶ厚さのフィルターに空気を通すわけで、送風ファンにもかなりのパワーが必要。回転数を上げると騒音も気になってくるところですが、そのあたりのバランス調整も考えられているそうです。
アプリで管理でき、室内/屋内の空気質のチェックもできます。
また、スケジュールの設定や、生活習慣を学習して自動的に最適化した運転モードで空気をキレイにしてくれるなど、機能もりもり。特にユニークなのがルンバとの連携です。
ルンバが掃除している間、連動してパワーを上げることで、床から空間まで。室内を徹底的にキレイにしてくれるんです。
ルンバが動いている間なら、ファンの速度あげても気になりません。ここはアイロボットらしいアプローチですねー。
「Klaara(クラーラ) p7 Pro」の公式ストア価格は16万9800円。サブスクプランでは月額6,280円となります。
また、フィルターはおよそ1年サイクルでの交換の消耗品。交換フィルターの価格は2万9800円です。
本体だけでなく、ランニングコストもかかるので、思い切りが必要な買い物ですけど、妥協せずにとことんクリアな空気質を追求したい方は、選択肢としてチェックしておきましょう。
ルンバ Combo J9+のおかげで掃除を忘れてしまうかも あと、僕らは何すればいいの?くらいやることがなくなりそう。本日、アイロボットからルンバの最新フラッグシップモデル「ルンバ Combo J9+」が発表されました。昨年登場した「ルンバ Combo J7+」の後継機となります。 水拭きパッドを上まで持ち上げちゃうから、カーペットを物理的に濡らさない!というトランスフォーム機能(パッドリフティング)や、高度な物体認識・回避機能はもちろん継続。本体やドッ https://www.gizmodo.jp/2023/09/roomba-combo-j9.htmlSource: アイロボットジャパン