テスラを追い越すって!
急成長を遂げているAIアートは、趣味のイラストを超えてロケットのエンジンやテニスのラケットなど実用的なものまでデザインするまでに至っています。
自動車産業にもその波が押し寄せており、日本でレベル5の完全自動運転EVを開発しているTuring株式会社が、画像生成AI「Stable Diffusion」で自動車をデザインしました。
ロケットもラケットも妙に有機的な見た目でしたが、Turingのコンセプトカーはムダがなく実用的でちょっとフューチャリスティックです。
全体はワンボックス型で、斜め上に開くバタフライドアもカッコ良いですね。
Turing株式会社は、将棋ソフトの「Ponanza」を開発した山本一成氏がCEOを務めるスタートアップ企業です。彼らはテスラ超えを目指して2030年に量産化に踏み切り、1万台のEVを販売を目指すとのこと。
すでに1年前からレベル5の完全自動運転車の試運転を行なっています。
公道走行試験や北海道1周にも挑戦おり、大手企業からシードラウンドで10億円の資金を調達しているなど、前途洋々のようです。
デザインだけでなく運転もAIを活用して走る「Turing」、まずは2025年に100台を作る計画を練っています。イーロン・マスクにライバル視されるかどうかも含め、いろいろ楽しみですね。
Source: YouTube (1, 2), Turing株式会社 via designboom, Impress Watch