Google史上、最多のレイオフ数。
先週金曜日、Microsoft(マイクロソフト)に続いてGoogleも1万2000人のレイオフをおこないました。Google全体の従業員の6%に当たる数です。
CEOのサンダー・ピチャイ氏はEメールで、パンデミックによる急速なGoogleの成長に合わせて過去2年間でかなり従業員を増やしてきたと説明。現に2021年から2022年のAlphabet(Googleの親会社)の雇用は24%も増加。
ただ他のIT企業と同じように困難な経済状況に直面しているとも説明しています。
アメリカでのレイオフの通達はすでに個々へのメールでおこなわれていて、海外のレイオフの通達はもう少し時間がかかるようです。
サンダー・ピチャイ氏は「この決定がGoogle従業員の生活に影響を与えてしまうことを重く感じています。こういった結果になってしまった責任はすべて私にあります」とし、アメリカ時間23日の月曜には、従業員からの質問に答える集まりを開催すると伝えています。
CNBCが報道したレイオフされた従業員へメールに書かれていたの補償内容は以下の通り
・最低60日間の雇用
・16週分プラス勤務年数掛ける2週間分を加えた退職金、
・2022年のボーナスと休暇の支払い
・16週分の制限付き株式GSU(Google Stock Units)
・6ヶ月分の健康保険
・就職のサポートサービスや移民サポート
海外の従業員についての補償はまだ明かされていません。
今回レイオフされることになった従業員は残念ですが、ピチャイ氏は残った従業員に対して、
「Googleのプロダクトは未だかつてないほどよくなってきています。ユーザー、デベロッパー、そして企業に対してまったく新しい体験をシェアできる日も近いでしょう」
と、この先GoogleはAI分野で大変大きなチャンスがあることを述べています。
ここ最近のGoogleの最優先事項は断然AIなのですが、ChatGPTの登場もあるし、MicrosoftもChatGPTをサーチエンジンのBingに組み込むと伝えられているので、Googleも負けていられません。
Microsoft、従業員1万人の大量レイオフ ここ最近、大手IT企業が続々とレイオフをしていますが、Microsoft(マイクロソフト)も大量レイオフを行ないました。その数なんと1万人。 https://www.gizmodo.jp/2023/01/microsoft-sting-layoffs-tech.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter&utm_campaign=71cc4778843c1a7dbe493da032ba2f42