こちらは、ギズモード・ジャパンが所属する(株)メディアジーンのコマースチームが編集・執筆した別企画の記事です。
ライフハッカー[日本版]より転載:
精密な立体作品を作ってみたい…! 今の時代なら、3Dプリンターがあれば夢ではありません。…が、快適な作品作りには、ひとつ大きな壁がありました。
一般的にプリント速度と精度はトレードオフの関係。プロクオリティの造形物を作るには、かなりの時間がかかってしまうのが難点です。 サイズや機種によっては、1日がかりの作業になってしまう場合もあります。
しかし、現在CAMPFIREでプロジェクトを実施中の3Dプリンター「Rocket 1 Pro」を使えば、最大造形速度420mm/hの高速プリントが可能に。
新方式のDCLF(Digital continuous liquid forming)を採用した同プロダクトは、CAMPFIREでプロジェクトを実施中。執筆時点の5月初旬で、2500万円に迫る支援額を集める人気プロジェクトとなっています。
この記事では、その魅力やスゴさをピックアップしてご紹介しましょう。
先にお伝えしたDCLFは、プロジェクトを実施するHITRY社が独自開発した次世代3Dプリント技術。
Image: HITRY硬化部品の抵抗を低減することで、プリント速度や精度を向上させることに加え、18,000時間(約2年)以上の平均稼働可能時間を実現しています。DCLFライトを交換すれば、稼働時間が18,000時間を超えても継続して使用可能です。
樹脂表面に光を投射するプリント方式のため、スクリーンやリリースフィルムの交換が不要。消費電力を含めて、ランニングコストを低く抑えられるエコな利点もあります。
さらに、作品の上部から造形して樹脂に沈めるトップダウン型を採用。
タンクには3.7kgまで充填剤を入れられるので、大型の作品を作ることも可能。また、この充填剤は手に触れても問題ないほか、再利用可能でリーズナブルなのも嬉しいポイントです。
最大造形速度42cm/hのハイスピードで、コインサイズの作品なら完成までの時間は、なんと1時間足らずと驚異的。
Image: HITRYそれでいて、0.035mmのXY解像度&0.001mmのZ解像度を実現しています。
上に掲載したGIF動画では、カマキリの曲線や前脚の突起が美しく再現度されているのが、おわかりいただけるはず。表面のなめらかな仕上げも見事で、創作意欲を刺激されますよね。
なお、プリントサイズは143×89×150mmまで対応とのこと。複数のパーツを組み合わせれば、大迫力の巨大フィギュアも制作できるでしょう。
Image: HITRY利用できる樹脂は現在8種類で、フィギュアはもちろん靴やイヤホン、眼鏡のフレームほか、さまざまな用途に対応。ガラスのように透明なパーツや、やわらかいスポンジのようなパーツを作ることも可能です。
Image: HITRY本体のタッチスクリーンからモデルを選ぶだけで、すぐにプリントを開始できる優れた操作性も魅力的な「Rocket1 Pro」。
現在、CAMPFIREで実施中のプロジェクトでは、樹脂や充填剤、ピンセットやシリンジなどがセットになったリターンを展開中。一般販売予定価格337,400円(税込)のところ、41%OFFの196,900円(消費税・送料込み)にて支援可能です。
下記リンク先ページでは、スペックの詳細や廉価版となる「Rocket1」の情報などもご覧いただけます。気になる方は、ぜひアクセスしてみてくださいね。
Rocket 1-世界最速のトップダウン樹脂3Dプリンター 196,900 超早割 42%OFF CAMPFIREで見る !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")Image: HITRY
Photo: 山科拓郎
Source: CAMPFIRE,YouTube