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パーサヴィアランス、火星の衛星が太陽の前を横切る映像を撮影

  • 2022年4月24日
  • Gizmodo Japan

Gif: NASA/JPL-Caltech/ASU/MSSS/SSI

パーサヴィアランスが撮影した、太陽の前を横切る火星の衛星「フォボス」。

NASAの火星探査車「パーサヴィアランス」は4月2日、ジャガイモのような形をした衛星「フォボス」による日食を捉えました。火星での天文観測と言えば、最近だとNASAの着陸探査機「インサイト」が火星の日の出を撮影しています。

この光景についてNASAはブログの中で、こういった観測のおかげで科学者たちは衛星の軌道やその重力による火星の表面への影響、ひいては火星の地殻とマントルの変形について理解を深められるようになると説明しています。

NASAによると、この映像を撮影したのはパーサヴィアランスのMastcam-Zカメラで、これまでで最大のズーム&高フレームレートな火星の日食の映像になるとのこと。パーサヴィアランスの研究主任であるJim Bell氏は、動画や3D画像を撮影できるMastcam-Zを探査車の「主力となる目」だと称していました。

米サンディエゴのMalin Space Science Systems(マリン・スペース・サイエンス・システムズ)社でこのカメラのオペレーターを務めるRachel Howson氏は「(この映像は)よい出来だとはわかっていましたが、これほど素晴らしいとは思ってもみませんでした」とNASAのリリースにコメントしています。

フォボスは2つある火星の衛星の1つで、半径は11キロメートルほど。ちなみに地球の月の半径は1,737キロメートルです。表面にはいくつもの溝や、直径約9キロメートルのクレーター「スティックニー」があります。NASAいわく、フォボスは5000万年後には火星の環になるか、火星に激突するそう。日本は2020年代半ばにフォボスへのミッションを計画しており、岩石サンプルを採取して地球へと持ち帰る予定。

パーサヴィアランスは現在、かつては流れる水(とおそらく微生物などの生命)が存在していたと科学者たちが推測する、ジェゼロ・クレーターの河川デルタで科学オペレーションを始める準備を整えています。岩石や沈殿物とともに微化石も見つかるのでしょうか。

Source: NASA (1, 2, 3, 4), JAXA,

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