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プラズマテレビってこんなに点滅してたんだ

  • 2021年5月17日
  • Gizmodo Japan

Image: The Slow Mo Guys/YouTube

だから動きに強かったんですね

スローモーションでなにかを撮影するのは楽しいのですが、今回の動画では古いプラズマテレビが1フレームのさまざまな部分を複数回に分けて点滅させるという、人間の肉眼では認識できない現象を明らかにしています。

The Slow Mo Guysがテレビ画面を高速度カメラで撮影したのは、今回が初めてではありません。2018年には最新の液晶テレビや有機ELテレビが、画面の上から下に向かって画像を描画する方法と、昔のブラウン管テレビ画像を1行ずつ、1ピクセルずつ描画して1フレームを生成する方法とを比較しています。

これらの技術の間にプラズマディスプレイパネルを採用したテレビが登場し、現在の有機ELディスプレイと同じく液晶ディスプレイに対する存在しました。画素はイオン化したガスを封入した小さなセルで構成されており、電気を流すと自己発光します。そのためプラズマテレビにはバックライトが不要で、光漏れの心配もなく、コントラスト比が高く、液晶テレビよりも暗い黒レベルを実現していました。そしてプラズマテレビは液晶や有機EL、さらにはブラウン管とは画像を生成する際の仕組みが大きく異なることを、The Slow Mo Guysの最新の動画で確認できます。

プラズマディスプレイパネルは自己発光するすべてのピクセルを同時に点灯させるのではなく、画面のさまざまな領域を高速パルスで(各フレームごとに最大10回)照射することで、人間の脳が1つの画像として認識するものを素早く作り出します。The Slow Mo Guysが撮影したプラズマテレビの場合、480Hzのディスプレイとして販売されていましたが実際には60Hzで動作しており、1フレームは8つの短いパルスで構成されています。

液晶テレビや有機ELテレビとは異なり、プラズマディスプレイのスローモーション映像ではフレーム全体が見えることはありませんが、このユニークな技術が実際にどのように機能しているのかを知るにはこれが唯一の方法でしょう。ホームシアターファンの間では大画面かつ薄型テレビの先駆けとなったプラズマテレビが人気でしたが、液晶テレビの進化により今ではその技術は失われてしまいました。そのメリットは有機ELテレビと共通しますが、消費電力が少なく、薄型で、軽くて壁に掛けやすいという点です。

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