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沈みゆくケニアの島からキリンが救出される

  • 2021年4月17日
  • Gizmodo Japan

Image: Save Giraffes Now

希少種キリン、救出大作戦!

ケニアにあるバリンゴ湖。実は水位がどんどん上がり、そこ浮かぶ島を飲み込んでしまいそうな状況。さらにはその島、希少種のキリンが9頭住んでいるのです。キリン救出大作戦がおこなわれました。

8頭のメスと1頭のオス、あわせて9頭を救出するのに要した時間はなんと15ヶ月。キリンを運ぶための特注の荷船を作りキリンたちを移動させなくてはいけなかったからです。希少種のロスチャイルドキリン(ウガンダキリン)は現在アフリカに2100頭ほどが確認されていて、ケニアには800頭がいると言われています。かつてはケニアやウガンダで生息場所を失い、絶滅が危ぶまれましたが少しずつ数を取り戻してきています。

Image: Save Giraffes Now

そんなロスチャイルドキリンが住むバリンゴ湖は、近年水位が上昇。去年はさらに悪化したため、湖畔の家が洪水にあったり、そこに住む動物たちも命が脅かされてきました。保護団体が食べ物を運んだりしていましたが、費用面や動物たちの健康状態を考えると長期的な解決策にはならないということで、救出作戦に切り替えられたというわけ。

Image: Save Giraffes Now

まず保護団体はキリンを運ぶための大きな荷船を作りました。移動の許可が政府から出るのを待ってから1頭目のキリンを2020年12月に移動させました。荷船は60個のドラム缶を下につけて浮くようにし、キリンが落ちたり他の動物に狙われないようにサイドもしっかり補強して1頭ずつ湖を渡って移動させます。とは言うものの、いきなり野生のキリンが荷船にほいほい乗るわけはないので、慣れさせることからスタート。まずは陸地にセットした荷船にキリンたちが大好きなアカシアの葉やマンゴーなどのおやつをいっぱい入れて、荷船に入ることに慣れさせます。自分たちで入るようになったらキリンを載せて、湖を出発です。

9頭のうち、最後の乗客はお母さんキリンと12月に生まれたばかりの赤ちゃんキリン。この2頭の移動には特に注意が払われました。9頭全てが保護地区に無事に移動。他のロスチャイルドキリンたちと合流し頭数が増えていけば、また自然に返すとのことです。

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