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股から被ってテフロン加工!? ISSの野口聡一さんがSpaceXの宇宙服を詳しく紹介

  • 2021年4月8日
  • Gizmodo Japan

Image: Soichi Noguchi/YouTube

いろんな意味で、ヒーローのスーツです。

去年の11月から国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している宇宙飛行士の野口聡一さん。このたび、彼のYouTubeチャンネルにて、SpaceXが作った宇宙服について詳しく解説する動画が公開されました。

以前にはボブ・ベンケンとダグ・ハーレー宇宙飛行士も着ていた服で、アンビリカル・コードでシートに接続し、宇宙船とひとつになることは分かっていましたが…どのように着脱するのかなど、理解が深まる動画となっています。

ワンピースなスペース・スーツ

このスーツは専用バッグに収納されるようになっており、バッグにもスーツにも名前が、しかも漢字で刺繍されているんですね。そしてブーツもグローブも、ヘルメットすらも繋がっているため、股ぐらの大きな穴からズボっと被ることになります。手首の部分から一度左右の手が出せるので、素手で股のジッパーを閉じたり細かい作業ができるよう考案されているのでしょうね。そしてヘルメットはポリカーボネートで3D印刷され、中にはマイクが内蔵されているとのこと。

胴体には宇宙船に出入りしやすいよう、テフロン加工されたエプロンのようなパーツがあるのも面白いですね。地球に戻ったときは背中で着水時の衝撃を受ける姿勢になるため、背中がスムーズであることが重要だとおっしゃいます。

右の太ももにコネクター

アンビリカル・コードはここに接続します。スーツ内の循環用空気や、非常時に高圧の空気を注入する穴、そして通信などに使われる電気系コネクターが、ここでまとめられています。次回の動画では、このスーツを実際に着るところを紹介してくださるとのこと。そちらも楽しみです。

スーツのデザインはマーベルやDCヒーローを作った人が担当

実はこのデザイン、バットマンやウルヴァリン、キャプテン・アメリカやアメイジング・スパイダーマンといったヒーロー映画でコスチュームを作ってきたホセ・フェルナンデス氏が担当しているんです。しかも最初はSpaceXが何なのかを知らずにデザインしていたというのも面白い裏話です。

宇宙服には実用性が大事ですが、遊び心の塊みたいなイーロン・マスクは、デザイン性も重視したワケですね。

野口さんは帰還間近

ちなみにJIJI.COMによりますと、野口さんは5日の夜、アメリカ人飛行士3人と共にISSにくっついている「クルードラゴン」初号機を切り離し、別のポートに引っ越す作業を行いました。というのは、4月22日に星出彰彦さんが乗る2号機が、ここにやって来るからなのだそうです。

Thanks for making room for our vehicle! Can’t wait to see you guys. https://t.co/hqi4Inpq7R

— 星出 彰彦 (JAXA宇宙飛行士) (@Aki_Hoshide) April 5, 2021

野口さんはまたこの宇宙服を着て、29日に地球に戻る予定となっています。無事を祈りましょう。

Source: YouTube via HACKADAY, Forbes, JIJI.COM, Twitter

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